筆者は、“いい女に見せたければ後頭部をふんわりさせるべし”という言葉を聞いたことがあります。
ヘアメイクやコスメコンシェルジュのプロとして年齢に合わせた似合わせ術を提案する筆者が、ショート、ボブ、ロングそれぞれの「トップ&後頭部のふんわり術」をご紹介します。
■トップの長さでふんわりしやすさが変わる!?
髪の毛が長ければ長いほど、髪の毛の重さでトップがペタンとしやすいものです。特に、アラフォー世代は髪の毛は細くなりやすく、ハリやコシもなくなってくるので、何もしないとペタンとしがちです。
トップにひと手間かけないと、どんなに毛先をうまくセットしてもバランスが悪く見えてしまいますので、ご注意ください。
■長さ別!トップ&後頭部の「ふんわり術」
(1)ショート
ショートの方は、ハンドブローだけでもトップにボリュームを出すことができます。ふんわりさせたい部分をぬらして、髪の根元を手で掴みながら乾かしましょう。
根元をしっかりぬらすと、根元からふんわり立ち上がります。
(2)ボブ
ボブの方は、乾かす時にドライヤーの風を下から上に向けて乾かすと根元がふんわり立ち上がります。
時間がたつとペタンとしやすい方は、ドライヤー後にマジックカーラーを巻いてしばらく時間を置くと、形がしっかりつきます。また、軽めのワックススプレーを使うと、セット力も持続しますよ。
(3)ロング
ロングの方は、ボブと同じように下からドライヤーをあてるのがポイントです。ただ、長いとドライヤーの当て方がむずかしいので、頭を下に向けながら乾かすとやりやすくなります。
また、トップに段が入っている方はマジックカーラーで巻き、段が入ってない方は、ストレートアイロンを使って根元から90度に引き出すと、ふんわりします。
■うまく「ふんわり」できない方は、段を入れるべし
短い毛ほど根元の立ち上がりが良くなるので、うまくふんわりできない方は、段を入れることをおすすめします。
特に、ミディアム〜ロングの方はトップにボリュームを出しづらいので、トップにレイヤーを入れると、ラクにふんわりとさせることができるでしょう。
長さ別に「ふんわり術」をご紹介しました。ひと手間かけるだけで、仕上がりやバランスが変わりますので、ぜひ参考にしてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
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