あなたも「腸活」に励んでいらっしゃることでしょうか。
腸活に欠かせないのは、発酵食品と食物繊維です。この2つが手軽にとれる料理の代表格は、なんといっても「味噌汁」です。腸活のマストアイテムとして、もっととり入れていきませんか?
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、忙しい時に最適な「1品で満足できる味噌汁のレシピ」を3つご紹介します。
■「味噌」は、もっととりたい美容フード
日本人の食卓に欠かせない味噌は、「植物性乳酸菌」を含んだ発酵食品です。
腸活に役立つのはもちろん、原料の大豆には、女性にうれしい美肌効果などが期待できる「イソフラボン」が豊富に含まれています。ですので、1日に1度はとりたい食材です。
もっと日常の食生活にとり入れていきましょう。
■外食がつづいた時こそ、「おかず味噌汁」で調整
お付き合いなどで外食がつづいてしまうことも多々あると思います。そんな時こそ、「おかずになる味噌汁」をメインにした1食は、良い調整になります。
野菜やキノコ、海藻など、外食ではとりにくい食材をたっぷり使って作りましょう。
■「だし」をしっかりとることで、塩分の心配も解決
味噌汁をいただくにあたって心配されることに、塩分のとり過ぎがあげられます。ですが、きちんとだしをとって作れば、味噌の使い過ぎもさけられます。
さらに、塩分を外に出しやすくしてくれる「カリウム」を含んだ野菜や海藻を入れることもポイントです。安心してお召し上がりください。
■「おかずになる味噌汁」レシピ3選
(1)シチュー風「豆乳味噌汁」
ブロッコリーやカリフラワーなどのシチューに良く合う野菜をたっぷり使った洋風の味噌汁です。
材料(2人分)
・ブロッコリー 1/4株
・カリフラワー 1/4株
・にんじん 1/2本
・玉ねぎ 1/2個
・しめじ 1/2株
・ベーコン 30g
・豆乳 200ml
・水 200ml
・鶏がらスープ 小さじ2
・白味噌 大さじ1
・バター 大さじ1
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)ブロッコリーとカリフラワーは小房に分け、にんじんは短冊切りにしてしておきます。
(2)玉ねぎは薄切りに、しめじは石づきをとって小房に分け、ベーコンは千切りにしておきます。
(3)鍋にバターを熱し、(1)と(2)を炒めます。
(4)(3)に水と鶏がらスープを加えて火にかけ、沸騰したら弱火にして5分ほど煮ます。
(5)1度火を止め、豆乳と白味噌を加えてよく混ぜ、弱火で沸騰寸前まで温め、塩、こしょうで味を調えれば完成です。
(2)最強デトックス味噌汁
ねばねば、ぬるぬるの食材を使った「水溶性食物繊維」がたっぷりとれる味噌汁です。スッキリしたい時におすすめです。
材料(2~3人分)
・長芋 100g
・オクラ 5本
・なめこ 1パック
・ひきわり納豆 1パック
・だし汁 500ml
・味噌 大さじ2
・七味唐辛子 適宜
作り方
(1)長芋はすりおろしておきます。
(2)オクラは輪切りにしておきます。
(3)だし汁を火にかけ、沸騰したら(2)を加えて3分ほど煮ます。
(4)(3)になめこ、ひきわり納豆を加えてさらに2分ほど煮ます。
(5)火を止め、味噌を溶かし入れたら(1)を流し込み、軽くひと混ぜすれば完成です。
七味唐辛子をお好きなだけ振ってどうぞ。
(3)鮭と野菜の石狩鍋風味噌汁
石狩鍋の美味しさを手軽に味噌汁でいただけます。ダイエット中にボリュームがあるものが欲しい時にも最適です。
材料(2人分)
・切り身の鮭 1切れ
・にんじん 1/2本
・玉ねぎ 1/2個
・大根 1/4本
・しめじ 1/2パック
・白菜 200g
・だし汁 500ml
・バター 大さじ1
・味噌 大さじ2
作り方
(1)にんじん、大根はいちょう切りに、玉ねぎは薄切りにしておきます。
(2)切り身の鮭は4~6等分に切り、しめじは石づきをとって小房に分け、白菜はざく切りにしておきます。
(3)だし汁を火にかけ、すぐに(1)を加えて沸騰するまで煮ます。
(4)(3)がやわらかくなってきたら(2)を加えて、さらに火が通るまで煮ます。
(5)火を止め、味噌を溶かし入れて、仕上げにバターを加えてひと混ぜすれば完成です。
昨今、世界的な和食ブームで、海外でも「MISO」の人気が高まっているそうです。とても誇らしいことですね。日本人のソウルフード「味噌汁」で身体のなかからみずみずしい美を放っていきましょう。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※大豆 – わかさ生活
※イソフラボン – わかさ生活