みずみずしい春野菜は、春の楽しみの1つですね。長い冬を乗り越えたことで含まれる豊富な栄養素とうま味は、今こそ食生活にとり入れたいものです。
作り置きで、毎日欠かさずいただきませんか?
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、10分でできる手軽な春野菜レシピをご紹介します。
■春野菜で美味しくデトックス
冬の間は気温の低さから新陳代謝も低下しがちで、毒素がたまりやすい傾向にありました。そこで、デトックスのためにも大いに利用したいのが、「春野菜」の力です。
春野菜の代表格である「グリーンアスパラガス」や「たけのこ」には、体内の毒素の排出を促す「アスパラギン酸」が豊富に含まれています。旬の美味しさを生かしたレシピで、積極的に召し上がってください。
■春野菜でむくみもスッキリ
たけのこや菜の花は、「カリウム」の宝庫です。カリウムには、むくみを引き起こす余分な「ナトリウム」を排出させる力があるため、むくみやすい方にはしっかりととっていただきたい栄養素です。
どちらの春野菜も今が1番美味しくいただける時なので、毎日でも食卓に乗せたいものです。
■作り置きレシピの注意点はコレ
作り置きをする場合、できるだけ日持ちをさせたいと思いますよね。そのためにはまず、保存容器はしっかりと洗い、十分に乾かした清潔なものを使うことが大切です。
次に、でき上がった料理は熱いうちに容器に移し、粗熱がとれてから冷蔵庫や冷凍庫にしまいましょう。この2つは必ず守ってください。
■10分で完成!春野菜の作り置きレシピ3選
(1)アスパラとキノコの和風マリネ
昆布茶がきいた、さっぱりとした食べ飽きることのない一品です。
材料(作りやすい分量)
・グリーンアスパラガス 200g
・お好みのキノコ 100g
・昆布茶 小さじ1
・こしょう 適宜
・ごま油 大さじ1/2
・酢 小さじ1
作り方
(1)グリーンアスパラは下部の固いところを切り落とし、5cmほど根元側の皮をむき、4~5cmほどの長さに斜め切りしておきます。お好みのキノコも、石づきをとって食べやすい大きさにほぐしておきます。
(2)フライパンでごま油を熱し、(1)を炒めます。昆布茶とこしょう、酢を振りかけて、火が通るまで炒めれば完成です。
(2)たけのこの中華風炒め
下処理に時間がかかるたけのこも、市販の旬の水煮を使えば時短で調理できます。お弁当のおかずにもなります。
材料(作りやすい分量)
・水煮たけのこ 200g
・長ねぎ 50g
・ごま油 小さじ1
・鶏がらスープのもと 小さじ/2
・しょうゆ 小さじ1/2
・みりん 大さじ2/1
・豆板醤 小さじ1
作り方
(1)水煮たけのこは薄切りに、長ねぎはみじん切りに、それぞれ切りそろえておきます。
(2)鶏がらスープのもと、しょうゆ、みりん、豆板醤を混ぜ合わせておきます。
(3)フライパンでごま油を熱し、(1)を入れてごま油がなじむまで炒めたら(2)を入れ、強火で水分が飛ぶまで炒めれば完成です。
(3)菜の花のナッツ和え
辛子和えとはひと味違う洋風の和え衣で。ナッツはお好きなものをお使いください。
材料(作りやすい分量)
・菜の花 200g
・お好みのナッツ 50g
・味噌 小さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・みりん 小さじ1
・マヨネーズ 大さじ1
・塩 少々
作り方
(1)塩を加えた湯で菜の花をさっと1分ほど茹でて冷水にとって冷まし、ぎゅっと水気を絞っておきます。
(2)(1)を3cm程度の長さに切っておきます。
(3)お好みのナッツはすり潰しておきます。
(4)(3)に味噌、しょうゆ、みりん、マヨネーズを加えて混ぜ、(2)とよく和えれば完成です。
生命力あふれる春野菜を今の季節しか味わえない滋味を楽しめる作り置きレシピで、野菜不足も手軽に解消できます。身体のなかから美と健康を整え、新しい季節を健やかに迎えましょう。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
【関連記事】
・腸活に役立つ「チョコレート」の選び方&食べ方って?
・ 納豆にちょい足しで効果倍増!?「納豆に加えたい食材」3選
・甘酒のNG飲み方とは?栄養士が教える「甘酒のとり方」
・納豆も!?腸活に役立つ「味噌汁に入れたい食材」5つ
【参考】
※アスパラギン酸 – わかさ生活
※カリウム – わかさ生活