サンダルを履く季節がやってきました。サンダルを履く時に、「かかと」を気にする方は多いのではないでしょうか。
抗糖化美容研究家の筆者が、夏までにツルツルかかとを目指すかかとケアアイテムと効率的な使い方をご紹介します。
■かかとケアのポイント
かかとがガサガサになってしまう主な原因は、乾燥や古い角質が溜まって厚く硬くなってしまっている状態が多いです。そのため、保湿や角質除去を行うことが必要なのですが、使い方やケアの順番にも注意が必要です。
厚く硬くなってしまったかかとに保湿剤を塗っても浸透しにくいため、角質除去を行ってから保湿剤を塗ることがおすすめです。
■おすすめの「かかとケアアイテム」3選
(1)軽石
100円均一でも手に入る軽石は、かかとケアを行う際に試しやすいアイテムです。しかし、使い方を間違えると逆効果になってしまう場合があります。
軽石を使用する場合は、かかとが乾いた状態で一方向に力を入れず軽くこすることが大切です。入浴後の皮膚がふやけた状態は角質の削りすぎにつながるのでやめましょう。
また、使用回数は1~2週間に1回で十分です。保湿剤の浸透を良くするために使用するので、角質を無理に削る必要はありません。固くなったかかとの角質を削り過ぎてしまうと、刺激から肌を守る働きが起こり、逆に角質が厚くなってしまう場合があるので注意しましょう。
(2)コーワ20%尿素配合クリーム(医薬品)/ケラチナミン
こちらのアイテムは、その名の通り尿素が20%配合されたクリームです。尿素は保湿とタンパク質を分解する作用があるため、硬くなった角質を柔らかくするのに適しています。
ケラチナミンは1982年に日本で初めて発売された「尿素配合の一般用医薬品クリーム」で35年以上も歴史があるアイテムです。
(60g 150g ノープリントプライス)
(2)シリコーンかかと用パック/キャンドゥ
こちらのアイテムは、100円均一で販売されています。お風呂上りやクリームを塗った後に使用することで、かかとが柔らかくきれいになっていきます。
素材がシリコーンのため、丸ごと洗えて清潔に保てます。低価格製品のため購入しやすいのが魅力です。
(税抜価格100円)
かかとケアは角質ケアと保湿の両方を行うことが大切です。かかとは硬くなりやすい場所なので、毎日保湿を行うと良いでしょう。かかとケアをつづけても症状が良くならない場合は、水虫などの可能性がありますので、皮膚科を受診して医師の指示に従ってくださいね。
(薬剤師/抗糖化美容研究家 花田真理)
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