ツヤ肌は、若々しく健康的に見せてくれるキーポイントといえますよね。逆に、乾燥して粉っぽくパサついた肌の質感は、老けて見える原因ともいえます。
大人の肌は、マットよりも断然ツヤ肌がおすすめです。エステティシャンの筆者が、ツヤ肌づくりためのスキンケアのポイントをご紹介します。
■「ツヤの正体」とは?
ツヤというと「うるおい」というイメージがありますよね。もちろんその通りなのですが、これにプラスして重要なのが「キメ」です。
大きい小さいといったことではなく、キメが整っているかで顔表面の光の反射の仕方が変わり、全体の印象を左右します。凹凸感がなくキメが整い、うるおいのある肌を目指せば自然とツヤ肌に導かれます。
■ツヤ肌のためのスキンケアポイント3つ
(1)角質ケアで滑らかさを
まず重要なのが、「角質ケア」です。自宅でできる軽めのピーリングなどで肌の生まれ変わりを整えて、滑らかな肌をつくります。
代謝のさがった肌は、ザラつきやごわつき、くすみやキメの乱れにつながります。なので、大人の肌には角質ケアは必須です。自分の肌にあうアイテムを探してみましょう。
「摩擦」がキメの乱れにつながる
強すぎるマッサージやクレンジングの量が足りない、触りすぎなどの「摩擦」や物理的な刺激が多いと、キメが乱れる原因につながります。なるべくやさしく触り、物理的な刺激がないように心がけてください。
滑らかで凹凸感のない肌は、メイクののりも抜群によくなりますよ。
(2)しっかり保湿ができているか見直す
保湿がしっかりとできていないと、メイクがのりずらかったりとどうしてもパサついた印象になってしまいます。
夏は湿度が上がり汗もかくので自覚しづらいですが、エアコンや風、紫外線など、乾燥する要因は多いです。年間を通して保湿ケアは万全に行いましょう。
食生活の見直しも大切
スキンケアでの保湿だけではなかなか乾燥肌がよくならない人は、1日に飲んでいる水の量や食生活を一度見直してみましょう。
「水をしっかりと飲む」「ビタミンACE」「良質な脂質」「タンパク質」は、とくに肌のツヤと関わりが多いです。
(3)ハリと弾力も重要なポイント
年齢とともに感じる顔全体のもたつきやたるみ、涙型のたるみ毛穴など、ハリと弾力が不足してくることで起こる変化はツヤ肌づくりのマイナスにもなります。ハリのない肌にツヤメイクをしても違和感が出てしまいます。
ハリと弾力を出すエイジング系美容液の使用や顔の筋肉を鍛える体操をして、ハリのある肌を目指しましょう。
ツヤ肌メイクは素敵だけれど、すっぴんがツヤ肌になれたらもっといいですよね。滑らかさやキメ、うるおい、ハリなど、自分の肌のいいところと足りないところを把握し、それらをおぎなうケアを今日から心がけてみてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美
自身のニキビ・激太りから容姿コンプレックスに陥り根暗な10代を過ごす。綺麗になるためエステの道へ。「綺麗になる」を通し心や人間関係、人生まで前向きに変わって行く経験を人に伝えるため美容家として活動中。)
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