気温と湿度が高くなる季節になりました。作り置きやお弁当を習慣にしている方は、衛生に気をつけたい時季ですね。清潔を心がけるのはもちろんですが、容器やラップフィルムなどに、抗菌効果の高いものを活用してみるのも一つの方法です。
健康と美容に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、これからの季節に活用したい、抗菌効果の高い便利調理グッズを4つご紹介します。
■食品衛生をサポート!便利な抗菌調理グッズ4つ
(1)エンバランス新鮮ラップ/EM生活
乳酸菌や酵母などの私たちにとっていい働きをする菌の集合体をEM(EM菌とも。Effective Microorganisms=有用な微生物たち)と呼びます。これらの有用菌が活発であれば、食中毒を引き起こすような悪玉菌が発生しにくい状態となります。それを利用したのがエンバランスラップです。
独自の技術で、いい菌の集まりであるEMの発酵の力を利用した発酵飲料や必須ミネラルを含んだ水と、素材を化学反応させて、抗菌効果の高いラップフィルムが作られています。
食品の劣化を防ぐ働きに優れていますから、お弁当に入れる食材を一つ一つ包んだり、作り置きをエンバランスラップで包んでから冷蔵庫で保存するといいでしょう。
抗菌効果だけでなく、燃やしてもダイオキシンを発生させない無添加素材で作られているところも魅力です。
(30cm×20m 税抜価格450円/22cm×20m 税抜価格432円)
(2)エンバランス2段ランチボックス/EM生活
上記のエンバランスラップ同様、独自の技術で発酵の力を利用して抗菌効果を高めた容器です。
ランチボックスのほか、さまざまなサイズの保存容器も販売されています。洗っても効果は変わりませんから、作り置きの容器として活用できますね。
(税抜価格1,900円)
(3)抗菌シート
100円ショップなどでも見かける抗菌シート。わさびや辛子に含まれる抗菌成分が塗布されたシートです。
お弁当や作り置きの食材の上に置いてから、フタをします。置くだけで抗菌効果を発揮してくれますから、手間いらずの便利グッズです。
(4)抗菌まな板/ビタクラフト
容器ももちろんですが、食材を切るまな板の清潔も肝心です。ビタクラフトの抗菌まな板は、特殊な抗菌材が練り込んであり、半永久的な抗菌力のあるまな板です。
合成樹脂を使用していますが、環境ホルモンなどの有害物質は含まれていないそうですから、安心して使うことができますね。
(税抜価格6,000円)
手をしっかり洗うこと、調理器具や食器を清潔に保つことは大前提ですが、それに加えて、抗菌効果に優れたグッズも活用してみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ
料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ベジフル発酵ジュースとレシピ」(2018年・日東書院本社)、「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)
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【参考】
※エンバランス新鮮ラップ – EM生活
※2段ランチボックス – EM生活
※抗菌シートの仕組みは? – 朝日新聞
※抗菌まな板 – ビタクラフト