一度気になりだすと止まらない「シミや毛穴の目立ち」。メイクで隠してみたものの、時間がたつとドロドロに崩れてしまうという方も多いのではないでしょうか。
美容ライターの筆者が、“塗りすぎ崩れ”から卒業できるシミ・毛穴のカバー方法についてお伝えします。
■キレイに隠したいからこそ、厚塗りはNG
毛穴やシミをメイクで隠そうとすると、厚塗りになってしまう人も多いと思います。しかし、隠したい部分にファンデーションやコンシーラーを重ねれば重ねるほど厚ぼったくなり、その部分が目立ちやすくなります。
仕上がりの美しさを重視するなら、薄塗りを心がけましょう。
■必要以上に隠さない!鏡からはなれて見て判断しよう
シミや毛穴が気になる方のなかには、完璧に見えなくなるまで隠そうとする方も少なくありません。しかし、人から至近距離で肌をまじまじと見られるケースはほとんどなく、そこまで丁寧に隠す必要はないでしょう。
鏡からはなれて、人と接する時くらいの距離感でチェックしてシミなどが目立たなければ十分です。
■気になるシミは、コンシーラーをプラス
ファンデーションで隠しきれないシミが気になる時は、コンシーラーの出番です。
固めのコンシーラーをナイロン製のブラシにとり、シミより広めにのせてください。それをブラシでぼかし込めば、自然と目立たなくなります。
肌より明るい色だとシミを隠せないので、やや暗めの色を選ぶのがポイントです。
■毛穴には、凹凸をフラットにする化粧下地を
毛穴の凹凸が気になる場合は、フラットな肌を演出する化粧下地を使うと良いでしょう。
肌全体には保湿力やトーンアップ効果のある化粧下地など、理想の仕上がりにあわせたものを使い、毛穴の気になる部分にだけ専用の化粧下地を使うと、さまざまな悩みをカバーできます。
メイクは厚く塗れば塗るほど崩れやすいもの。薄塗りを基本にしてみるだけでも、化粧もちアップが期待できます。隠す基準を見直したり隠し方を変えてみたりして、厚塗りにしないように工夫してみてくださいね。
(コスメコンシェルジュ 古賀令奈
美容・ヘルスケアを中心として「わかりやすく試しやすい」をコンセプトに執筆。日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュを取得し、美容法の提案活動も展開。)
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