2019年07月03日
夏までにダイエット!代謝が上がる「痩せる生活習慣」3つ
本格的な夏は、すぐそこです! 薄着になるにつれ、ボディラインが気になりますね。
「もうすぐ水着の季節なのに、ダイエットが間に合っていない!」という方へ。今からでも遅くはありません。まずは、生活習慣を見直してみましょう。
健康と美容に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、ダイエットの基本である「痩せる生活習慣のポイント」をご紹介します。
■ダイエットの基本!痩せる生活習慣のポイント3つ
(1)朝は決まった時間に起きる
私たちの身体には、体内時計が備わっています。この体内時計の刻むリズム「サーカディアンリズム」にそって、身体は活動をしています。
体内時計は、1日24時間ちょうどで動いていないため、毎朝のリセットが必要です。リセットされることで、身体は一日の始まりを知り、休息モードから代謝モードへと切り替わります。ですから、代謝の良い身体つくりのためには、毎朝のリセットが欠かせません。
リセットの合図となるのが、朝日と朝食です。朝起きたら、まずはカーテンを開けて朝日を浴びましょう。そして、少量でも良いので朝食を摂ることで内臓が動きだし、体内時計がリセットされます。
お休みの日であっても、平日と同じような時間に起きて、同じ時間帯に体内時計をリセットしましょう。そうすることで身体のリズムを崩さず、代謝のいい身体をキープすることができます。
(2)就寝3時間前は何も食べない
同じものを食べても、エネルギーとして消費されるか、脂肪として蓄積されるかは、食べた時間とも関わっています。夜遅く食べると脂肪として蓄積されやすいことは、どなたもご存じかと思います。
夜遅くに食べることは、脂肪として蓄積されやすくなるのに加えて、腸内環境の悪化にもつながります。
腸は、その働きを副交感神経が司っている、休息モードになった夜に働く臓器です。この時間帯に、胃に食べものが入っていると、腸は消化吸収のために働かねばならず、腸の負担となります。
就寝3時間前には食べることを控え、余分なものを溜め込まない腸内環境作りをサポートしましょう。
(3)熟睡する
睡眠は、その日の疲れを癒し、細胞を修復するための大切な時間です。睡眠が充分でないと食欲に関わるホルモンの分泌が乱れ、空腹を感じやすくなったり、糖や油を欲するようになることがわかっています。
体内時計がリセットされてから、14時間~16時間後に睡眠を促すホルモンが分泌されます。毎朝同じ時間帯に起きて、自然な眠気が訪れた時間に眠りにつくという、規則正しい生活を心がけて無駄な食欲を抑えましょう。
無理なダイエットはリバウンドの原因となります。まずは、生活習慣を調えて、代謝のいい太りにくい身体作りから始めてみましょう。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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【参考】
※睡眠時間の短縮が肥満リスクを増加させるメカニズムを解明 – 早稲田大学
※肥満と不眠 体内時計の関係 – 武田薬品工業