汗ばむ日も増え、おしゃれしたい気持ちも高まる時ですが、ダイエットのお悩みを抱えていてはテンションも下がってしまいます。
20㎏のダイエットに成功したウエルネス&ビューティーライターの筆者が、今のあなたにおすすめの食事法をご提案します。まずはチェック項目にお答えください。
■まずは自分のタイプを知りましょう
「私は太りやすい体質」と思っている方は多いものですが、その理由をわかっているでしょうか? 太りやすい体質でも、その原因はそれぞれ異なっています。
まずは、自分の体質を知っておきましょう。
■あなたが太る原因とは?
あなたが太ってしまう原因を突き止めていきましょう。全てに回答したら、A~Dの数を書きとめておいてください。
Q1.気の置けない女友達とのランチ、どこへ行きたいですか?
A:おしゃれなインテリアのフレンチ
B:老舗のとんかつ屋さん
C:焼きたてパンが評判のカフェ
D:行列のできる人気のラーメン店
Q2.各種のダイエット法で試してみたいのはどれ?
A:つぼ押しダイエット
B:カプサイシン(唐辛子)ダイエット
C:ハイカカオチョコレートダイエット
D:岩盤浴ダイエット
Q3.今現在、あなたが1番悩んでいることは?
A:疲れやすく、疲労がなかなか回復しない
B:肩こりがひどく、腰もだるい
C:吹き出物ができやすい
D:身体の冷えがいつも気になる
■あなたの太りやすくなる原因の解説
A~Dの中で1番多く選んだアルファベットで、あなたにおすすめの食事法をご紹介します。
Aが多かった人「細胞老化タイプ」
不規則な生活や、ファーストフードやジャンクフードをとる機会が多いこと、また、喫煙をされているという習慣によって細胞が老化してしまったタイプといえます。
細胞を元気に若返らせる食材を使って、代謝を上げていきましょう。
Bが多かった人「内臓肥満タイプ」
オイルっ気のない食事では満足できないことから、内臓肥満になりやすいタイプです。
無理にオイルをカットしようしてもつづかないので、上質のオイルと野菜を上手に組み合わせたメニューがおすすめです。
Cが多かった人「過食ストレスタイプ」
甘いものに目がなく、ストレスが食べ過ぎにつながってしまうタイプです。スイーツに関しては、セレブ志向でいきましょう。
コンビニスイーツをしょっちゅう食べるより、有名店のグルメスイーツをたまのご褒美にしてみてください。
Dが多かった人「冷え性・むくみタイプ」
まずは冷えやすい体質を改善し、ぽかぽかと温かい快適な身体に変えていきましょう。
冷えとり効果のある野菜とスパイスを使った料理を積極的にとり入れると良いでしょう。
■食材とスパイスで、ダイエットの効率を上げましょう
細胞老化タイプの人
緑黄色野菜と青魚を中心とした食事をしましょう。
ニンジン、ほうれん草、小松菜、トマトなどの「ビタミンC」と「β-カロテン」を含む緑黄色野菜と、さば、さんまなどの青魚は抗酸化作用もあり、細胞へのダメージを防いでくれます。
スパイスでは細胞をイキイキさせてくれる「クルクミン」を含むターメリックをとりましょう。青魚のソテーに振りかけるのがおすすめの使い方です。
内臓肥満タイプの人
根菜とラム肉を中心とした食事をとりましょう。
「食物繊維」が豊富な根菜やキノコ類は欠かさないようにしてください。食物繊維が余分な脂肪をからめとって排出させてくれます。
肉類では脂肪燃焼効果のある「L-カルニチン」を含んだラム肉がおすすめです。同じく脂肪燃焼効果のあるブラックペッパーやマスタードを使った料理をお召し上がりください。
過食ストレスタイプの人
乳製品と黒酢を中心とした食事をとりましょう。
ストレスを和らげるために、しっかり「カルシウム」をとりましょう。乳製品をはじめ、小魚や海藻もしっかりとり入れてください。
また、ストレスに強くなれる心をサポートする「アミノ酸」も重要です。黒酢などでとると良いでしょう。バジルやローズマリーも神経の安定に役立つといわれています。
冷え性・むくみタイプの人
豆類と豚肉を中心とした食事をしましょう。
血行を良くして代謝を高める「ビタミンB類」を含む、大豆や小豆、豚肉を使った料理を1日1度は食べましょう。根菜も身体を温める食材です。
スパイスでは生姜や唐辛子のほか、サフランがおすすめです。お茶としていただいたり、煮込み料理にぜひお使いください。
いつも空腹感を抱えて、イライラしながらがんばるダイエットは、もう過去の遺物です。必要な栄養素はしっかりとり、ハツラツと身体を整えていくのがかしこいやり方です。気分も体調も良くなるダイエットで、明るく春を満喫してくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※アミノ酸 – わかさ生活
※L-カルニチン – わかさ生活