「忙しくて、美容に時間をとっていられない……」そんな人も多いのではないでしょうか。そこでオススメしたいのが、お金もかからず、いつでもどこでも自分でできる効果的な健康・美容法の「ツボ押し」です。仕事や家事の合間、朝晩のお手入れの際に、少し意識してやってみましょう。疲れが薄れ、リフレッシュできるだけでなく、顔のむくみやしわ対策にもなり、美肌への第一歩になります。今回は、メイクの上からでもできる5つのツボ押しポイントをご紹介します。
■美肌作りの第一歩!ツボ5つの嬉しい効果
・晴明(せいめい)…鼻の付け根の間、目がしらの上のところ
効果:目の疲れ・眼精疲労・目の周りの小じわ対策
・攅竹(さんちく)…左右の眉頭
効果:目の周りのくすみ・くま対策
・太陽(たいよう)…眉尻と目尻の間から指一本分外側
効果:疲れ目・顔のむくみ対策
・四白(しはく)…黒目の下のくぼみから指一本分下がったところ
効果:目の下のクマ・疲れ目・顔のたるみ・むくみ・小じわ対策
・地倉(ちそう)…口角の横指一本分ぐらい外側
効果:若返りのツボ・口周りのたるみ・ほうれい線対策
■ツボ押しで気を付けたいポイント
●目を閉じて、呼吸を止めずにリラックスしながら行いましょう。
●1回3~5秒を、5回程度がおすすめ。長時間・繰り返しは避けましょう。
●「イタ気持ちいい」程度の力加減が目安です。
特に、顔の場合は、さする・なでるなどの軽さでも大丈夫。力加減に注意して軽く押し上げるようなイメージです。
■+αでもっと美肌に近づく!
ぐるぐる「耳ストレッチ」
人差し指と中指で耳の付け根を挟んでストレッチ。前から、後ろからとぐるっと回したら、指で軽く掴んで引っ張ってみましょう。腎臓機能が促進され、冷えによるむくみ対策に◎!
じっくり和らぐ「首ストレッチ」
前後左右にゆっくりと首を倒していきます。首の緊張をほぐすことで、血流がアップされます。
ちょっとしたスキマ時間に、簡単なツボ押しやマッサージをすることで疲れが薄れて「美肌」を手に入れてみませんか?
(ホリスティックビューティインストラクター 小塚 美香)
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【参考】
※(2010)『クロワッサン特別編集 新装版・体のツボの大地図帖』(マガジンハウスムック)
※帯津良一・藤井直樹著(2009)『病気にならない全身の「ツボ」大地図帖』(三笠書房)