年齢とともに髪の毛の細さが目立ってきたり、ハリやコシが気になったりしますよね。
何気なく使っているドライヤーも使い方を間違えると、髪の毛のキューティクルがいたんだり、細毛やハリ・コシを失くす原因につながったりしてしまいます。
美容師やヘアメイクのプロとして年齢に合わせた美を提案する筆者が、美髪に導く正しいドライヤーのかけ方をご紹介します。
■プロが教える「ドライヤーの正しい使い方」5つ
(1)ドライヤー前のタオルドライはやさしく行う
髪の毛の水分を早くとろうとしてタオルでゴシゴシ拭くと、髪の毛のキューティクルが摩擦でいたんでしまいます。
タオルドライをする時は、タオルで髪をやさしく包んで、押さえるように水分を拭きとりましょう。
(2)乾かす前に、髪の毛をとかす
髪の毛が長い方やダメージ毛の方は、シャンプー後に髪の毛が絡まりやすくなります。絡まった状態のまま乾かすと絡まりが悪化しやすいので、髪の毛をとかすことが大切です。
根元からとかすと余計に絡まりやすいので、毛先→中間→根元と、毛先から徐々にとかすと良いでしょう。
(3)ドライヤーの風を同じ箇所にあてつづけない
ドライヤーの熱を同じ箇所にあてつづけると、熱が集中的にあたりすぎてダメージ毛につながります。髪から10センチくらいはなし、ドライヤー自体を動かしながら乾かすと、まんべんなく熱がいきわたります。
(4)早く乾かしたい場合は、根元から乾かす
髪の毛が密集して乾きづらい根元を先に乾かすことで、全体の乾きが早くなります。
特に、ダメージ毛の方は毛先の水分が蒸発しやすいので、ドライヤーをあてすぎると毛先のハイダメージにつながります。長時間あてすぎないようにしましょう。
(5)冷風を仕上げに使う
キューティクルを整えるために効果的なのは、熱を与えた後に冷風をかけて髪を冷ますことです。手触りが良くなり、ツヤも出やすくなりますよ。
ドライヤーは、かけ方次第でダメージを減らすことができます。一方で、間違った方法でドライヤーを使っていると、ダメージ毛につながってしまうので気をつけてくださいね。ポイントをふまえて、ドライヤーでも美髪を育んでみてください。
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師 mayu3)
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