旅行に行くにも食事に行くにも、外に出れば混雑に巻き込まれること必至なGW。それは映画館も同じ。GWに向けて公開されるハリウッド大作や家族連れでも楽しめる映画は、どこも大行列になりますよね。たまにはそんな大作映画から離れて、ちょっぴりハイセンスで小粋な映画を嗜んでみてはいかが? 今回は、大人の女性だからこそ楽しめる力作を4つご紹介します。
■「Mommy/マミー」
弱冠20歳で世界から注目を浴び始めたカナダの新鋭、グザヴィエ・ドラン監督作品。本作は第67回カンヌ映画祭のコンペティション部門で審査員特別賞を受賞しました。2015年、架空の国カナダで、夫を亡くした母と障害を抱える息子の深い愛情と葛藤を描き出すヒューマンドラマです。感動も刺激も欲しいという30代・40代の欲求を満たしてくれますよ。
■「パパ、遺伝子組換えってなぁに?」
知的好奇心を満足させたいなら、遺伝子組換え食品の真実を追った本作がおすすめ。3人の子供を持ったことで「食」について考え始めたジェレイー・セイファート監督。遺伝子組み換え作物(=GMO)について世界各国で取材を重ねるうちに明るみになっていく食産業の実態を暴きます。自分や家族の健康を考えているエイジング世代の女性にはもってこいの1作。
■「イタリアは呼んでいる」
イギリスが誇る巨匠、マイケル・ウィンターボトム監督作品。ショービジネス界で活躍する二人の英国人中年男のスティーブとロブは、イタリアの美食と景勝地をめぐる取材を依頼され、珍道中の旅へ。笑いが絶えない旅となるが、実はそれぞれが人生の曲がり角に立っていて……? 女性が大好物な「美味しい」と「可笑しい」を見事に融合させたコメディ映画。
■「アルプス 天空の交響曲」
人混みに疲れているなら、大自然を見下ろす遊覧飛行はいかが? 本作は、アルピニストでさえ見たことのないアルプス山脈の全貌を数カ国の空中から撮影した壮大なランドスケープ・ドキュメンタリーです。鳥になった気分で、地球が産み出した大迫力のパノラマビューを見渡す贅沢感はそうそう味わえるものではありません。仕事や恋や育児など、忙しい時の心の洗濯にオススメです。
さて、あなたなら何の映画を選びますか? 年に一度のGWを有意義に楽しく過ごすために、とっておきのお気に入り映画を見つけてくださいね!
(ホリスティックビューティインストラクター Eriko)
【関連記事】
・週末観たい!30代・40代女性が活躍する映画×おすすめハーブティー3選
【参考】
※映画『Mommy』/写真:photo credit by Shayne Laverdière / (C)2014 une filiale de Metafilms inc.
※映画『パパ、遺伝子組換えってなぁに?』
※映画『イタリアは呼んでいる』/写真:(C)Trip Films Ltd 2014 )
※映画『アルプス 天空の交響曲』/写真:(C)VIDICOM 2013)