二の腕ケアは、焦ってやるものではありません。毎日の習慣にしてこそ、思わぬ場面でノースリーブになったとしても、臆することなく魅せる二の腕を披露できるのです。逆に言えば、後回しにしてしまうと、だらしない準備のできていない二の腕を人目に晒す羽目に。そこで今回は、誰でも簡単に出来る二の腕引き締めエクサと肘をツルツルに磨き上げるケア方法をご紹介します。
■簡単&お手軽「二の腕引き締めアイソメトリック」
このアイソメトリックスは、手のひら、腕全体で押し合うように動作します。さらに、腕の付け根の肩甲骨から、押し合った状態のまま右、左とねじる動作で、肩甲骨から、腕の付け根の脇肉、二の腕と効率よく引き締めていきます。
(1)両手を胸の前で伸ばし、手のひら、腕全体で押し合うように力を腕の内側に集めるイメージで姿勢を整えましょう。この時、肩に力が入り過ぎないように注意しましょう。
(2)そのまま息を吐きながら、腕を右側へとゆっくり移動させ、7秒キープしましょう。この時、おへそは正面に向けたままの状態を意識しましょう。
(3)息を吸いながら正面に戻り、反対側も同様に動作しましょう。決して早く動く必要はないので、じっくりと動作し、どの筋肉が刺激されているのか、意識しながら動作して下さい。そのまま、左右3回ずつを目安に動作しましょう。
■あなたは大丈夫?「肘のくすみは女の恥!」
肘は身体の中でも皮脂腺が少ないため乾燥しやすく、日常生活の中の動作でも摩擦や刺激を受けやすい箇所。さらに肌のターンオーバーが乱れて角質が分厚くなりやすいので、クリームなどでマメにケアする必要があります。 また気をつけたいのは「肘の黒ずみケア」。これからの季節は特に肘を出す機会が多い割には、見過ごしがちな肘の黒ずみ。角質が溜まって黒くなっている女性は、どんなにスタイルがよくても、美人でも生活感が思いっきり出てしまいます。そこで、腕をピカピカに磨き上げる洗い方と角質ケア方法をご紹介します。
腕をピカピカに磨き上げる洗い方
(1)腕の内側を手首から腕の付け根に向かって、小さな円を描くように洗いましょう。この時、腕を心臓よりもやや上にして、二の腕は少し力を入れます。
(2)腕の外側をまず手首から肘に向かってさすりあげるように洗い、その後肘から腕の付け根に向かってさすりあげるように洗いましょう。
(3)肩は円を描くように軽く、マッサージしながら洗いましょう。
(4)肘は角質が溜まって黒くなりやすい所なので、円を描くように念入りに。
頑固な肘の黒ずみ解消方法
用意するのは、レモンの皮。バスタイムに角質化した部分を柔らかくしてから、レモンの皮で円を描くようにクルクルとリズミカルにマッサージします。マッサージの後は丁寧に水で流して下さいね。驚くほどツルツルになるので、試してみてください。
いかがでしたか? アブアイソメソリックも角質ケアもお風呂の中で同時にできるので、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)