日に日に寒くなり、お風呂の時間が楽しみな季節がやってきました。
ここ数年で発売される入浴剤は、香りだけではなく、しっかりと効果をうたったものが増えています。選択肢が増えたのはうれしいけれど、「自分にぴったりの入浴剤はどれ?」と迷うこともありますよね。
美容ライターの筆者が、アラフォー以降に感じる“プチ不調”をケアする入浴剤と、お風呂の効果的な入り方をご紹介します。
■疲れがたまった時に
40度以下のお湯にゆっくり長く浸かると、疲れがとれやすくなります。ぬるめのお湯に入り、副交感神経が優位になることで、リラックス効果が得られます。
身体と心の緊張を解きたい時や安眠したい時にもおすすめです。
薬用 BARTH 中性重炭酸入浴剤/BARTH
ドイツの温泉療養地で親しまれてきた、健康維持や疲労回復などの効能がある中性重炭酸泉を、家庭で手軽に楽しめる入浴剤です。水道水に含まれている塩素を中和する「ビタミンC」が配合されているので、まろやかな肌あたりです。
160リットルのお湯に3錠使用します。入浴後10分で血流が高まるので、15分以上の入浴がおすすめです。着色料&香料不使用です。
(9錠 税抜価格900円/30錠 税抜価格2,500円/90錠 税抜価格6,000円)
■肌の乾燥が気になったら
熱いお湯は、肌の乾燥を招くことがあります。40度前後のお湯を張り、長風呂はできるだけさけましょう。
「スクワラン」や「セラミド」「オイル」などの保湿成分が配合されている入浴剤を使って、お風呂の時間もしっかりと肌を保湿することを心がけましょう。
ハーバルバスエッセンス/MARKS&WEB
入浴中に失いやすい潤いをおぎなえる、液体の入浴剤です。肌をしなやかに整える「マカデミアナッツ油」や「スクワラン」が配合されていて、お湯に溶かすとミルク色に変わります。
香りの有無や種類により、4種があります。「リフレッシュ」は、「マンダリン精油」と「ラベンダー精油」のさわやかな香りで気分転換にぴったりです。180~200リットルに15ml使用します。
(全4種 50ml 税抜価格490円/詰替230ml 税抜価格1,370円/250ml 税抜価格1,790円)
■足の冷えやむくみに
寒くなると足が冷えたり、同じ姿勢をつづけているとむくみが起きて足がだるくなります。そんな日は、お風呂に浸かってなるべく早くケアしましょう。
40度前後のお湯をたっぷりと張り、身体に水圧がかかるようにゆっくりと長く浸かります。また、湯船の中でマッサージを行えば、より効果が期待できます。
スキントリートメントバス/TBC
エステティックTBCのボディコースから発想を得た入浴剤です。持続型の炭酸がとけこんだとろみ湯はマッサージがしやすく、お風呂上がりの足がすっきりと軽く感じられます。
150~200リットルに1包使用します。ホワイトムスク&ジャスミンの香りです。
(30g 税抜価格270円)
忙しいからといってシャワーですませず、温かなお風呂に浸かる習慣をつづけると、体調も整っていきます。自分なりに効果を感じやすい入浴剤を使って、身も心もポカポカになりましょう。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子
日本化粧品検定1級を取得後、複数のwebメディアで記事を執筆。「女性はいつでも、いつまでも輝き続けられる」をモットーに情報を発信中。)
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【参考】
※薬用 BARTH 中性重炭酸入浴剤 – BARTH
※ハーバルバスエッセンス – MARKS&WEB
※スキントリートメントバス – TBC