40代に入ると、つい自分でも「おばさん」などという言葉を発してしまいがち。しかしそれを現実化させたくないのであれば、言葉にするのはご法度。なぜなら、自分自身にかける言葉はもちろん、他の誰かに対して発した言葉であったとしても、あなたの口から出た言葉はあなた自身に影響を及ぼすからです。今回は、より美しく、よりハッピーな人生を送るために「言葉の選び方」を知りましょう。
■「言葉選び」と「キレイ」は密接
例えば、女性なら誰しも気になる「ダイエット」という言葉。これは暗に「自分が太っている」という観念を植えつけてしまいます。「食事プラン」や「栄養プラン」などの言葉に変えてみるといいでしょう。また「太っている」という言葉は「スリムではない」「痩せてはいない」と表現してみましょう。「スリム」「痩せる」という言葉が意識に刷り込まれて、現実にしてくれます。以上の点を踏まえて、言葉選びをする上で大事なポイントを3つご紹介します。
義務感を煽る「〜しないといけない」
例えば「ダイエットしないといけない」「運動するべきだ」など、「〜しなければいけない」という言葉は、無意識的に義務感を与えてしまいます。そしてそれが達成できなかった時、自分に対するダメ出しや諦めの感情が出てきてしまうので避けること。できれば「〜する時だ!」「〜するともっと良い!」などの言葉に変えてみましょう。
否定感を出す「〜しないで」
「誰にも言わないでね」「心配しないで」など、「〜しない」という言葉は潜在意識にそのまま否定の意味を刻みます。つまり「自分は〜しない」となり、あなたの行動にブレーキをかけてしまうのです。これらはもっと肯定的な言葉に変えましょう。
例えば「誰にも言わないで」は「秘密にしてね」、「心配しないで」は「大丈夫だよ」という感じでしょうか。
不満がダダ漏れに!「でも」
人は不満があるときなどに「でも」という言葉で裁きがちです。例えば「やってみます。でもこれって非効率ですよね」など。これは「それで」や「そして」という言葉に置き換えてみましょう。「やってみます。それで効率的にはどうでしょう?」と表現すれば、相手に冷静さや譲歩も伝わり、関係性も良好に。
言霊という言葉があるように、言葉にはそれぞれエネルギーがあります。「感謝」「愛」「成功」「自由」「健康」といった前向きな言葉を積極的に使うことで、自分にそれらを引き寄せることにもなります。意識してみてくださいね!
(ホリスティックビューティインストラクター Eriko)
【参考】
※イヴォンヌ・オズワルド著(2012)『言葉のパワー 思い通りに生きるための波動の法則』(ダイヤモンド社)