これからの季節は、日差しが強くなり紫外線量がどんどん増えてきます。外出をする時は日焼け止めやメイク、日傘などで紫外線対策をしているのに、毎日少しずつ日焼けしているように感じませんか?
それは、肌が無防備であることが多い「室内」で日焼けをしているのかもしれません。
コスメコンシェルジュの筆者が、室内でも手軽にできるUVケアをご紹介します。
■室内でもUV対策が必要なのはなぜ?
日差しのまぶしい晴れた日の屋外以外でも、紫外線は私たちに降り注いでいる場合があります。日焼けとは関係の無さそうな室内もそのひとつです。
なかでも、肌内部に影響を及ぼす「UV-A」は窓も通過するため、シミやシワの原因につながります。
■見落としがちなパーツ
室内でも日焼け止めが必要ということがわかりましたが、顔以外の部分も知らない間に日焼けしている場合があります。日焼け止めを特に塗り忘れがちな部分は、「首」「デコルテ」「耳」です。
顔に日焼け止めを塗る時は量を多めにとり、全パーツにくまなく塗りましょう。窓に背を向けた席に座っていると、首の後ろが日焼けしやすいので注意してください。
■メイク以外でのUV対策方法
メイクや日焼け止めを塗る以外にも、UVケアはできます。
(1)UVカット加工がしてあるレースカーテンを吊るす
UVカット加工を施されたレースカーテンを使えば、手軽に紫外線のカットができます。
UVカット率が高いと、透け感が少ないため、外の景色は見えにくくなってしまいます。ですから、UVカット効果を優先するのか景色を楽しみたいのか、目的に応じたカット率を選びましょう。
(2)UVカットフィルムを貼る
窓ガラスに貼るだけでUVカット効果を発揮してくれるのが「UVカットフィルム」です。
透明なタイプやすりガラス風、ステンドグラス風のものまであり、デザインもさまざまあります。インテリアに合わせて各部屋でデザインを変えてみるのも楽しそうですね。
使用後に剥がせるものを選べば、賃貸住宅でも気兼ねなく使えます。
(3)UVカット加工のカーディガンやストールをまとう
春先になるとさまざまなアパレルメーカーがUVカーディガンやストールを発売しますね。お出かけの時だけではなく、室内でも活用しましょう。紫外線カット率が表示されているものもあります。
これからは室内の温度が高くなりますが、接触冷感タイプのものならエアコンによる電気代の節約にもひと役かってくれそうです。
UVケアは、どれか一つだけを選ぶより、合わせ技の方が効果をより期待できます。自分のライフスタイルに合ったUV対策をして、今年こそ白肌をキープしましょう。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子
日本化粧品検定1級を取得後、複数のwebメディアで記事を執筆。「女性はいつでも、いつまでも輝き続けられる」をモットーに情報を発信中。)
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