「自分ではスキンケアをちゃんと行っているつもりなのに、口周りにニキビができてしまう」という人は、もしかしたら身体の中の不調のサインが表れているのかもしれません。
美容家の筆者が、口回りにニキビができた時に見直すべき3つのポイントをお伝えします。
■口回りにニキビができた時に考えるべき3つのこと
(1)消化器系の調子は悪くないか?
東洋医学では、口周りの吹き出物やニキビは「消化器系の不調」により現れることもあるといわれています。
「胃腸の調子が悪い」「暴飲暴食」「便秘や下痢」などに心あたりのある場合は、夕食を「お粥」などの消化がよく温かいものにして、消化器系の調子を整えてみましょう。
(2)ビタミンは足りているか?
口周りのニキビと一緒に口内炎がよくできる場合は、ビタミン不足のサインかもしれません。ビタミンは一種類だけ摂ればOKというわけではありません。さまざまな種類のビタミンを摂れるように、普段からバランスの良い食事が大切です。
ニキビや口内炎改善に関係があるビタミンは、「ビタミンB2」「ビタミンB6」「ビタミンC」などです。皮膚や粘膜の強化をサポートするビタミンです。
ターンオーバーにも関係があるので、ビタミン不足にならないように普段から心がけ、足りていないようならビタミンを補給してみましょう。
(3)身体は冷えていないか?
身体が冷えて皮脂がかたまると、毛穴が詰まりニキビの原因につながります。
また、東洋医学では、身体の熱が上半身や顔にのぼるとニキビや赤ら顔につながるといわれています。「頭寒足熱」を心がけ、身体を温めて、冷えないように生活を見直しましょう。
「ニキビは毛穴の詰まりから起こる」とよくいわれますが、「毛穴を詰まらせないように気をつけてスキンケアを行っていても、口周りによくニキビができる」という方は、上記の3つを考えてみてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美。)
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