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プロ直伝!30代・40代流「自眉を活かす太眉・アーチ眉毛」の描き方

トータルビジュアルプロデューサー
MANAMI

眉のイメージが、メイクテクニックで自由自在に変わることをご存知ですか? そもそも、眉だけでどのくらいイメージが変わるのか、眉をあるところに漠然と描いていた方は難しいと感じるかもしれません。

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プロヘアメイクである筆者が、実際に自眉を活かした眉毛メイクで太さや角度でどの程度変えられるのか、イメージを掴んでいただこうと思います。

■ムダ毛を活かして眉もイメチェン!

まずは何も描かない状態のスッピン眉がこちら。正直、何年も切ったり剃ったり抜いたりしていないので、ムダ毛にも見える状態です。しかし太眉の時には大切な毛になってくるので、1本たりともムダにはしません。

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■女性らしい軽いアーチの「中細眉」

眉頭はほぼ描かずに。眉頭と眉頭の間を離すと、女性らしさやのんびりさ、優しさが出ます。離しすぎるとさみしげで地味な印象に見えるので、元の眉や他のパーツとの距離を確認しながら描き足しましょう。

描き方

(1)黒目の内側くらいから、眉の太さの真ん中に背骨を描くようなイメージで細いラインを描きます。
(2)その線は眉尻のほうの太さを基準に自然に細くなっていくようにつなげます。
(3)眉山は一番高いところをとり、眉尻のいちばん低いところをつなげると、アーチに角度が出ます。
(4)眉頭から眉山までの元の眉の太さと、眉山から眉尻にかけてのラインはキレイに細くなっていくようにつなげてください

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■ムダ毛ウブ毛も活かした「キリっと太眉」

ムダ毛やウブ毛も活かして、立体的な流行の太眉にすることだって可能なんです!

描き方

(1)眉頭は、上のラインと下のラインをびっちり使います。それでも太さが足りなければ、角度がついた黒目の内側のところから眉頭側に、水平に眉頭上を足します。
(2)足した眉頭上から、下までの太さを意識したまま、眉尻へ自然に繋がるように描いていきます。
(3)眉山の下部分に太さが足りなければ、眉頭からの太さをそのまま水平に持ってきて1〜2mm太さを出します。
ここで、上下にあったムダ毛と思われる毛が1本でも2本でも入り込み毛流れを作ることで、立体感のある太眉を作ることができます。

下にも太さが出て目との距離が近くなり、目ヂカラも出て若々しくなりました。ムダ毛もほぼ活かされましたね。

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いかがでしたか? このように、なりたい眉になるためには毎回切ったり剃ったりしなくても、眉の中心が分かり、毛流れを作れば自然にその太さ、形に見えます。上掲の画像でも、アーチ眉の方はちらほらムダ毛が見えますが、実際に人と対面するときには、ここまで間近に接近することはありませんので、自分くらいしか気にならないものです。

「気になるメイク箇所」のチェック方法

気になるものかわからなければ、鏡から一歩後ろに下がって適性な距離に離れた時に自分がどう見えるかチェックしてみると良いですよ! これは眉だけでなく、ベースメイクなどのチェックにも使えるテクニックです。お試しください。

(トータルビジュアルプロデューサー・メイクアップアーティスト MANAMI
海外を拠点にモデルをし、引退後はメイクアップアーティストに転身。帰国後はモデルの経験を活かしミスコンやモデルへのウォーキングもはじめ、「見た目全てに関する」プロデュースを手がけるように。著書「メイクの超基本テクニック」。雑誌クロワッサンでも連載中。)

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