睡眠時間には個人差があるものの、1日のおよそ3分の1から4分の1程度と大半を占めています。その時間、ただ眠っているだけではもったいない! そこで、睡眠時間を利用してできるエイジングケアをご紹介したいと思います。
1.目元のシワ撃退!?アイピロー×アイクリーム
目元は、体の中で最も皮膚が薄く、動きもあるため、しわができやすい部分。ケアはアイクリームを塗っておしまいではなく、寝ている間にアイピローで保温し、保湿力をアップさせるのがおすすめ。アイピローは安眠効果も期待できるため日頃の疲れもとれて、一石二鳥です。
2.ツルスベの手をキープ!ハンドクリーム×ネイルオイル×手袋
徐々に手の乾燥が気になり始める秋。就寝前にハンドケアをして綿かシルクの手袋をはめて眠るのがおすすめです。翌朝には手の乾燥としわが軽減されている可能性大なのでお試しを。また、ハンドケアはクリームだけでなく、ネイルオイルもプラスするとささくれを防止することができるので、ぜひトライしてみてください。
3.首のしわを解消!保湿×シルクのスカーフor綿やシルクのタートル
首のしわが気になる方におすすめなのが、眠る前にネッククリームを塗ること。もしくは、しわに効果のある顔用のレチノールなどが配合されたコスメを使用してもOK。クリームを塗った後、首にシルクのスカーフを巻くか、綿またはシルクのタートルを身に着けて眠るだけ。しわに有効な成分をよりしっかり肌に届けることができます。筆者自身、この方法で首のしわが薄くなったという嬉しい体験をしています。
4.ガサガサリップにさよなら!リップクリーム×マスク
唇の乾燥が気になる人にぜひおすすめしたいのが、リップクリームを塗ってからマスクをして眠る美容法。マスクをすることによってスチーム効果を得ることができ、唇がしっとりすべすべに。喉のケアも同時に行うことができるので、季節の変わり目の風邪対策にも期待できます。マスクはプリーツ型ではなく前に膨らむタイプのものが、呼吸しやすく跡もつきにくいためおすすめです。
5.乾燥にストップ!スキンケアの終わりにワセリン
ひどく乾燥が気になる夜は、いつものスキンケアの1番最後にワセリンを塗って眠ってみましょう。水分の蒸発を防ぎ、就寝中の肌を乾燥から守ってくれます。乾燥じわ予防にも効果が期待できますよ。
いかがでしたか? 眠っている時間も有効利用して、かしこく若々しさと美しさを手に入れましょう。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)
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【参考】
※小林ひろ美監修(2009)『ねてるまエステ~眠り時間でキレイになる』(泰文堂)
※友利新監修(2014)『肌美人になるスキンケアの基本 悩み解消パーフェクトBOOK』(学研パブリッシング)