年齢を重ねるにつれ、ハリやコシがなくなり、白髪が増え…と悩みが増える一方の髪の毛。しかし、いつの時代も「髪は女の命」です。そこでエイジングヘアとうまく付き合う方法を、ヘアサロン「GUZZLE」原宿店代表でスタイリストでもある荻原貴さんに伺いました。
■白髪が気になったら、あえて明るめカラーを
ついに出てきた白髪! 鏡の中の自分に愕然とした方も多いでしょう。白髪は黒く染める人もいますが、まだまだおしゃれをしたいエイジング世代にはどんな選択がふさわしいのでしょうか?
「仕事の都合などでダークカラーにする方もいらっしゃいますが、この世代の黒っぽい髪は肌のくすみを目立たせてしまうことがあります。そこで、おススメしたいのは、明るめの色でのカラーリング。可能であれば、ハイライトを入れると髪に動きが出ますし、また髪に明るさが出ると、洋服やメイクにも明るい色を取り入れやすくなります」(荻原さん)
確かに、これならセットの時も、時間のない中での数本の白髪を隠す格闘や、自分には見えない後ろ姿を気にすることも減るはず。しかもハイライトを入れれば、より魅力的に見せられるかもしれません。
■ボリュームアップの味方は「ドライヤー」!
もうひとつの髪の悩みと言えば薄毛です。遺伝も影響するようですが、今は食生活や生活習慣、日頃のストレスが原因となっていることも多いと言います。しかし、すぐにすべてをリセットするのは無理というもの。そこで、スタイリングで解決できる方法を聞きました。
「ポイントはドライヤーの使い方です。髪を乾かす時、上からあてると頭頂部がつぶれてしまいます。そこで、対角線上に風を当てるようにするんです。つまり、右側を乾かすときは左から、左側を乾かすときは右から。そうすれば、これだけでいつもより1~1.5センチはボリュームがアップするので、この状態を元にしてふんわりとしたヘアスタイルが作れますよ」(荻原さん)
それぞれの髪の欠点を解決できれば、気分も一新。ヘアケアや生活の見直しもしっかりしながら、前向きに過ごしましょう。
(つやプラ編集部)
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※「GUZZLE」原宿店