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疲れを残さない身体になる!「お仕事別ちょこっと運動」まとめ


三浦 絵里子

立ちっぱなし、座りっぱなしなど、毎日同じ姿勢を保つと身体は疲れやすくなりますよね。でも仕事だし仕方がない、そんな風に諦めていませんか? それならば、空いた時間を利用してできる「ちょこっと運動」を実践してみましょう!

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■「立ちっぱなし仕事」の人

・仕事の合間に片足を高さ20cmくらいの台に乗せる。

立ち仕事の人は、重力の影響を受けて血液や水分が下半身に滞りがちに。そこで下半身をいかに動かせるかが大きなポイントとなります。この動作は股関節や膝の関節を軽く曲げることで腰にやさしい姿勢となるので、足の疲れが一気にとれます。途中で左右の足を替えながら、何度か繰り返してみましょう。

 

■「座りっぱなし」仕事の人

・背骨をまっすぐ伸ばし、腰と太ももは直角、膝も直角に曲げて座る。
・両足を床につけて、片足ずつかかとを上げ下げする。

座り仕事の人はまず、身体にやさしい座り方をすることが大切。上記の姿勢が保てるよう、椅子の高さを調整したり、腰の後ろに小さなクッション入れてみたり、工夫しましょう。立ち上がる時は両腕を思いっきり上げてしっかり「伸び」をすることもお忘れなく。

 

■家事に忙しいママ

・腰はできるだけ伸ばして、前かがみにならない。

お料理に洗濯、掃除など、意外にきついのが家事仕事。立ち姿と比べて、前かがみの姿勢は腰にかかる負担が1.5倍とも言われています。掃除機をかけるときも腰は伸ばし、雑巾掛けは片方の膝を床につけるなど、前かがみにならない工夫をしましょう。家事はしっかりこなせば、それだけで運動と同じ健康効果が期待できますよ。

 

■「手を動かすお仕事」の人

・肩の関節が、30度おなか側に寄った位置を保つ
・脇を締めて肩をめいっぱい上げて、一気にストンと落とす。

手をよく使う仕事(パソコン作業なども)が長時間続くと肩が凝るので、肩にやさしい姿勢をとるのがポイントです。肩の関節の肩甲骨がいちばんしっくりおさまるこの位置は「上肢の作業位」とも言われていますので、ぜひお試しを。

疲れは持ち越さないのが、いつもキレイでいられる秘訣。少しの工夫に身体はかならず応えてくれるので、まずは実践あるのみですね!
(ホリスティックビューティインストラクター Eriko)

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【参考】
※平石貴久著(2010)『筋トレ以前のからだの常識』(講談社)

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