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さつまいもの味噌汁で美腸!栄養を活かすさつまいもの食べ方

管理栄養士
今井尚美

「さつまいも=太る」というイメージをおもちの方も多いかと思いますが、さつまいもは食物繊維やカリウム、アントシアニンなど、美容や健康に効果的な栄養素がとても豊富です。

さつまいもの味噌汁で美腸!栄養を活かすさつまいもの食べ方

管理栄養士の筆者が、さつまいもの栄養を最大限にいかす食べ方をご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。

■さつまいもの栄養とは?

さつまいもは、「カリウム」「食物繊維」「ビタミンC」が豊富に含まれているところが特徴的です。カリウムはむくみ対策に効果的ですし、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方とも多く含まれているので、便秘対策にもおすすめです。

また、ビタミンCは美肌づくりに欠かせない栄養素。メラニン色素を薄くする効果があるため、紫外線による肌のダメージをケアするためにも積極的に補給したいですね。

■美容効果UPを狙うさつまいもの食べ方3つ

(1)皮ごと食べる

さつまいもの食物繊維は皮の部分に多いので、皮ごと食べることをおすすめします。

また、皮には、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」が含まれています。アントシアニンは、活性酸素の働きを抑え、アンチエイジングや生活習慣病対策にも良いといわれています。

ぜひ皮ごと食べるようにしてみてください。

(2)たんぱく質と一緒に食べる

美肌に効果的な栄養素が多いさつまいもですが、合わせてたんぱく質も摂取できると、美容効果がUPさらに期待できます。たんぱく質は肌を作るための材料ですので、しっかり摂取したいところです。

手軽にたんぱく質を摂取するには、焼き芋にチーズをのせると良いでしょう。牛乳や豆乳と一緒にいただくことも、手軽で良いですね。

(3)食べ合わせを工夫する

食物繊維が豊富なさつまいもですが、食物繊維は、腸の善玉菌のエサとなり腸内環境を良くするプレバイオティクスです。プレバイオティクスだけ摂取しても腸活に効果的ですが、最近では、乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスも合わせて摂取すると、より効果的であるといわれています。

ですので、「さつまいも×ヨーグルト」「さつまいも×味噌」などの組み合わせが良いでしょう。さつまいも入りの味噌汁は身体も温かくなりますし、これからの季節におすすめですよ。

旬の食材は最も栄養価が高くなった状態ですので、積極的に食卓にとり入れてみましょう。食べ方も工夫して、最大限に栄養素を吸収できると良いですよね。秋に旬を迎えるさつまいもをお手にとった際には、美容効果を最大限に得られるよう、ぜひ食べ方を工夫してみてください。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

 

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【参考】
アントシアニン – わかさ生活
シンバイオティクスって? – サンスター

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