2021年02月21日

バリエーション豊富！家時間が豊かになるルームフレグランス

美容ライター
斎藤真知子

すっかり自宅で過ごすことにも慣れ、お家時間をいかに心地よく過ごせる場所にするか、探求している人も多いと思います。そこで役立つのが、香りのアイテムです。

最近は今までにない形状のルームフレグランスが多数登場しているので、それぞれの好みや住環境に合わせて選択肢が豊富になっています。

美容エディター＆ライターの筆者が、おすすめのルームフレグランスを5つご紹介します。

■人気上昇中のルームフレグランスは種類が増加中

自宅で過ごすことが増えたため、今まではあまりこだわっていなかった部屋の環境を見直したり、こだわりのインテリアアイテムを探す人が増えてきています。実際、コロナ禍でルームフレグランスの売上が伸びているのだそう。

ルームフレグランスといえば手軽なスプレータイプや、葦などの植物のスティックにリキッドフレグランスを吸わせて空間に香らせる「リードディフューザー」が定番の形ですが、最近はその形状のバリエーションがぐっと増えています。

置き型だけではなく、コンセントに挿すタイプや香りがしみ込ませてあるボードを吊り下げるタイプ、マッチをこするタイプなど大きさや形状がさまざまなので、小さいお子さんやペットがいる場合などでも使えるものがあります。

■可能な範囲で事前に香りを確かめることが大切

香りが鼻から入ると電気信号となって、脳のなかの「大脳辺縁系」という部分にダイレクトに伝わります。この大脳辺縁系という箇所は、喜怒哀楽や、快・不快などの人間の情動を司っているため、私たちの想像以上に香りは気分を大きく左右するのです。ですから、その香りが本当に好きかどうかということがかなり重要。

現在は店頭で長時間じっくり選ぶことがむずかしい場合もあると思います。ですが、可能な範囲で実際に店頭で香りを嗅いでみたり、ネット上で使用者の感想を調べたり、ミニサイズのあるモノはミニサイズから試してみるなどをして、好みの香りを手に入れましょう。

筆者おすすめのさまざまな形状のルームフレグランスをご紹介します。

■おすすめのルームフレグランス5選

(1)アリュメット・パルフュメ（フレグランスマッチ）／オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー

18世紀後半から続く香りとスキンケアの名店「ジャン＝ヴァンサン・ビュリー」の製品を昔ながらのレシピや教えを忠実に守りつつ最先端の美容技術によって製造し、現代によみがえらせたフレグランスアイテム。マッチを1回だけこすって、空間を上品に香らせるという面白いアイテムです。

マッチの素早い消臭効果が特徴なので、フランスでは昔から化粧室の香りづけのために使われてきたそうです。一瞬だけパッと強めに香るので、トイレや玄関などの臭いが気になるスペースにおすすめです。

香りは全8種類あり、画像はそのなかでも人気の香りの2品です。左はベルガモット、レモン、ムスクの香りが混ざり合い、さわやかさと華やかさが同居する「パテル・マテオス」。右は、グレープフルーツ、ベルガモット、サンダルウッドの香りの「カンパーニュ・ディタリー」。サンダルウッドが入ることにより、気持ちが鎮まり安心するような香りがただよいます。
（25本税抜価格2,500円問い合わせ先：オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー）

(2)ミッレフィオーリプラグインディフューザー［ARIA］セット／ミッレフィオーリ

ミラノで創設された、ルームフレグランスや空間のためのフレグランスの人気ブランドです。今回ご紹介するプラグインタイプの他にも、定番のリードディフューザーをはじめ、アイデアとバリエーション豊かなフレグランスアイテムをそろえています。

こちらのアイテムはリキッドフレグランスを専用のプラグインディフューザーにセットして、コンセントに挿して使うタイプです。上にあるダイヤルで、香りの強弱を調整することができるので便利ですね。

香りは現在11種類ありますが、画像のアイテムは最近人気の高い「キームン」。シトラスにアプリコット、フローラルが調和する甘くフルーティな可愛い香りで、ホッと気分がほぐれます。
（アリアセット税抜価格3,000円／アリアディフューザー税抜価格1,500円／アリアリフィル1,500円問い合わせ先：エトランジェディコスタリカ）