姿勢や年齢による顔のたるみによって、首が太く見えることがあります。メディカル小顔美容矯正士である筆者が、首を細く長く見せるストレッチ法をご紹介します。
■なぜ首が太く見えるの?
加齢によるたるみによって、首は太くなりやすいものです。ですがそれだけではなく、毎日の生活で、首を太くする習慣がくせになっている可能性があります。
例えば、長時間の携帯やスマホの使用は、無意識のうちに猫背になったり、首が前のめりになったりしやすいものです。その姿勢のまま長時間過ごすと、筋肉が張ることに加え、全身の血流も悪くなりやすく、むくみの原因につながります。
デスクワークなど座りっぱなしのお仕事の場合は、特にこりやむくみが出やすいので、こまめに身体を動かすことをおすすめします。
■こりとむくみを改善!細長い首をつくるストレッチ
マッサージオイルなしでもできる内容なので、リフレッシュしたい時に試してくださいね。
(1)肩に手をおき、腕を前方向に大きくまわします。息を吸いながら肘同士を寄せ合うようにまわし、息を吐きながら肩甲骨を寄せるようにして腕を動かします。これを3回くりかえします。
3回終えたら、今度は息を吸いながら後ろから前にまわします(反対まわし)。肩甲骨周りをほぐして、肩甲骨の可動域を広げましょう。後ろ回しも3回行ってください。
(2)背中側で手を組み、頭を右斜め下→右斜め上→左斜め下→左斜め上と動かします。8の字を描くようなイメージです。呼吸に合わせて、ゆっくりと3セット行ってください。首回りのストレッチに効果的な動きです。
3セット終わったら、今度は逆からスタートして、左斜め下→左斜め上→右斜め下→右斜め上と、8の字を描くように動かしましょう。
(3)背中側で手を組んだまま、舌を前に出します。そこから、舌を右斜め下→右斜め上→左斜め下→左斜め上と動かします。舌で8の字を描くように20セット繰り返してください。
終わったら、今度は逆からスタートして、左斜め下→左斜め上→右斜め下→右斜め上と、20セット行います。
余裕がある方は、顔を天井に向けて行うと、フェイスラインや首回りのストレッチが深まりますよ。
(4)右手を左側のエラ下にあて、そこから鎖骨に向かってやさしくさすります。これを3回くりかえします。終わったら、左手を右のエラ下にあて、同じように繰り返します。力加減はふわっと軽くさする程度でかまいません。
(5)左手を右の鎖骨上にあて、左右に手を動かしながら鎖骨の上全体を10秒ほどさすります。この部分は老廃物を流すリンパのツボがありますので、少し痛いと感じる方は長めに行いましょう。
今回ご紹介したストレッチは、血流をよくしてこり固まった筋肉をほぐす内容です。血流やリンパの流れが良くなるので、こりやむくみが気になる方は、毎日の習慣にしてくださいね。
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者/全米ヨガアライアンスRYT200 mayu3)
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