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忘年会シーズンにたしなんで!美しくなる日本酒のススメ

お米・雑穀マイスター
澁谷梨絵

「酒は百薬の長」とも言われ、美容のためにも日本酒を楽しむ女性もいるようです。忘年会・新年会でアルコールを飲まれる機会が増えるこの季節は、日本酒を楽しく・美味しく・美しく味わってみてはいかがでしょう。

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■実は身体に嬉しい!消化吸収を促すお酒

「日本酒は糖質が多くて太る!」と思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。しかし、適度な量のお酒は心臓から胃に流れる血液量が増して胃液の分泌が盛んになることで、消化機能が高まり、胃への負担も軽減されます。また、日本酒の糖質はお米の糖質のため、そのほとんどが脳のエネルギーと筋肉への蓄積として使用されるので、太りにくい飲料であると言えます。ただし、お酒と一緒に食がすすむと太りやすくなりますから、ご注意を!

 

■女性に嬉しい!日本酒の健康効果3つ

1.リラックス効果

ストレスの過剰状態が続くと、活性酵素が体内で多く発生し、老化を早めてしまいます。適量のお酒には、血液の巡りを円滑にする働きがあるため、ストレス解消、リラックス効果に繋がります。実は「ストレスは万病の元」と呼ばれるほど、身体への影響が大きいのです。ストレスを軽減することで、健康的な身体を手に入れましょう!

 

2.若さを保つ

年齢と共に血管は段々と詰まりやすくなりますが、適量のお酒には、血液を固まりにくくする「ウロキナーゼ」を増やし、固まりやすくする「トロポキサンチンA2」を減らすという効果が認められており、血管を若く保つことに役立ちます。

 

3.美肌効果

日本酒を飲むと、他のアルコールを飲んだときよりも長時間、体温が高い状態が続きます。つまり、皮膚の表面の血液循環が良いので、お肌にもよいと言えます。

最近は、ワインのような味わいのスパークリング日本酒なども増え、甘口から辛口、にごり酒など、幅広くバラエティーに富んでいます。どんなお酒も、飲み過ぎは身体に悪しきですが、日本酒を美しくたしなめる、ステキな女性を目指してみてはいかがでしょうか。
(発酵食スペシャリスト/5ツ星お米マイスター 澁谷梨絵)

【関連記事】
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【参考】
※タカコ・ナカムラ監修(2014)『発酵食スペシャリスト養成講座テキスト』(がくぶん)

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