2021年春のトレンドカラーのひとつである「くすみカラー」は、こなれた雰囲気になれるオシャレなカラーです。しかし、40代以降の女性がそのまままとうと、肌のくすみと一体化して老け見えを招くむずかしいカラーでもあります。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、大人女性がくすみカラーを老け見えせずにとり入れるためのメイクポイントをおすすめアイテムとともにご紹介します。
■アイメイク how to
今回は以下のアイシャドウを使用します。
ルーセントアイズ/アユーラ
くすみ感のあるパープルとブルー、甘すぎないピンクと王道のブラウンからなるパウダータイプのアイシャドウパレット。透け感のある発色と軽やかなツヤで、柔らかで澄んだ印象の眼差しに仕上がります。
パープルやブルーは肌のトーンを選ぶカラーですが、こちらのアイテムのような透け感のある発色で軽やかなツヤのあるものを選ぶと、黄みの強い肌トーンの方でもまといやすくなります。
(画像カラー:03 メロウパープル 全4種 3.6g 税込価格3,850円)
(1)アイホール全体に3のカラーを塗り、その上に2のカラーを重ねます。
(2)上下の目尻部分に1のカラーをポイントとして入れます。
(3)下まぶた全体に2のカラーを細く入れます。
(4)上まぶたに4のカラーをアイラインのように入れます。
完成した目元がこちらになります。
■大人のくすみカラーメイクのポイントとおすすめアイテム
肌のトーンは明るめに仕上げる
ベースメイクでは肌全体のくすみをカバーしつつ、明るめに整えておくことが大切です。
そのためには、トーンアップ効果のある化粧下地を使いましょう。さらに、自然なツヤが出るものを選べば、くすみカラーが映える肌に仕上がります。
UV エクスペール トーン アップ ローズ/ランコム
ナチュラルなトーンアップとツヤ、血色感を生み出すUV下地。紫外線防止効果が高く、化粧崩れしにくいのも優秀です。
(SPF50+ PA++++ 30ml 税込価格6,380円/50ml 税込価格8,250円)
まぶたのくすみ、クマ、シミはしっかりカバーする
目に近い部分のくすみやシミは、コンシーラーでしっかりカバーすることが重要です。
ナチュラクター カバーフェイス/メイコー化粧品
頑固なクマにも対応してくれるオレンジ色のコンシーラー。硬めのテクスチャーで狙った部分にしっかり留まるので、ヨレたり崩れたりしにくいです。
(画像カラー:162 コントロール 全6色 20g 税込価格990円)
スポッツカバー ファウンデイション/資生堂
シミやくすみはもちろん、傷跡さえもカモフラージュするハイカバーなコンシーラー。しっかりカバーするには、チップや細めのコンシーラーブラシなどで点置きしてなじませることがポイントです。
(画像カラー:H 100ベースカラー 全6色 税込価格1,320円)
ハイライトは血色感とツヤ感のあるものを
ボーム エサンシエル/シャネル
ほのかな赤みが血色感を与え、温もりのある肌に仕上げるスティックタイプのハイライト。ノンパールでみずみずしいツヤを生み、うるおった肌に見せることもできます。
写真の赤枠に塗ることがポイントです。
(画像カラー:ロゼ 全5色 税込価格6,050円)
チークやリップは血色感を重視し、全体のバランスをとる
クリームチーク/キャンメイク
にじむような血色感を生み出すクリームタイプのリップ&チーク。自然になじむ赤なので、派手な印象にはなりません。
(画像カラー:CL08 クリアキュートストロベリー 全10色 税込価格638円)
大人女性がくすみカラーを老け見えせずにとり入れるためのポイントと、おすすめアイテムをご紹介しました。ぜひ参考にしていただき、大人のくすみカラーメイクを楽しんでください。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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【参考】
※ルーセントアイズ – アユーラ
※UV エクスペール トーン アップ ローズ – ランコム
※ナチュラクター カバーフェイス – メイコー化粧品
※スポッツカバー ファウンデイション – 資生堂
※ボーム エサンシエル – シャネル
※クリームチーク – キャンメイク