ヨガインストラクターのプロである筆者が、足のむくみ改善におすすめのヨガポーズをご紹介します。身体が硬い方でもできるやり方なので、ぜひ試してみてくださいね!
■ウパヴィシュタコーナ・アーサナ
今回ご紹介するポーズは、足を開脚して前屈するポーズです。
期待できる効果
足を左右に大きく開くので、足全体のストレッチ効果が期待できます。
注意点
腰が痛い方は、お尻の下に座布団やブランケットなどを敷いてお尻に高さを出して調整してください。
STEP1:両足を前に伸ばして長座の姿勢で座る
足裏で壁を押すイメージで、つま先は直角に曲げましょう。かかとや腰が痛い場合は、お尻やかかとの下に座布団などを敷いてください。
STEP2:足を左右に大きく開く
腰に負担がかからないように両手を使ってお尻の肉を外側にかき分け、坐骨で座ります。足は無理がない程度に左右に大きく開きます。
背筋が曲がりやすい方は、両手で床を押して背筋をまっすぐに整えましょう。ポーズがつらい場合は、膝を曲げてもかまいません。
STEP3:上半身を前に倒す
背筋を長くキープしたまま手を前に伸ばすようにして前屈します。前屈するときに頭を下に向けると背中が丸くなりやすいので、正面を向いた状態で太ももの付け根から上半身を倒すようにしましょう。腰の負担も軽減できます。
STEP4:上半身を倒したら頭の力を抜いてポーズをキープ
上半身を倒せるところまで倒したら、頭の力を抜いて下を見ます。このまま、3呼吸ほどポーズをキープしましょう。吸う息で背筋を伸ばし、吐く息とともに前屈を深めます。
余裕があれば、吐く息とともに太ももを床につけるよう意識してみてください。太ももの裏側のハムストリングスがより強化されます。
STEP5:手を自分側に引き寄せて上半身を起こす
ゆっくり自分側に手を引き寄せて上半身を起こします。
上半身を起こし終わったら、ここまでの動きをあと2回繰り返して終了です。
今回ご紹介したポーズは、「足の開きが狭くても背中をまっすぐにすること」「太ももの付け根から上半身を倒すこと」がポイントになります。足全体の血流を促すポーズなので、むくみ改善や足全体の引き締めにおすすめです。血流が良くなるお風呂上がりに行うとより効果的ですので、ぜひ毎日の習慣にしてくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3)
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