マスクをしている時は、顔の大部分が隠れるもの。マスクをつけても隠れない額は、肌の印象を左右するパーツといえます。せっかくの露出部を生かし、若々しいイメージを演出したいところです。
美容ライターでコスメコンシェルジュの筆者が、きれいな丸い額に見せるメイク法をご紹介します。
■マスク生活は、おでこで美をアピール
額に加齢サインが出ると、一気に老け見えしてしまう可能性があることをご存知ですか?
ハリがなくシワが目立つおでこは、疲れや年齢を感じさせたり、険しい表情に見られたりしてしまうことがあります。一方、ふっくらと丸みのあるおでこは、立体感や可愛らしい印象を与えます。
マスク生活での貴重な露出部は、できれば効果的に活用したいところです。ふっくらとした額で、明るくいきいきとしたイメージに導きましょう。
■若々しいおでこを保つためのスキンケア
きれいなおでこを保つには、どうすればよいのでしょうか。簡単にできる毎日のお手入れをご紹介します。
保湿
スキンケアの基本である保湿は、おでこのケアでも同様です。
おでこは皮脂が多い部分であるため基礎化粧品をあまり塗らない方もいらっしゃるかもしれませんが、化粧水や乳液、クリームをやさしく丁寧になじませましょう。
シワ改善アイテムの投入
おでこのシワが気になる方は、シワ改善系のスキンケアをとり入れるとよいでしょう。
近年はアイクリームだけではなく、美容液や乳液などさまざまなアイテムでシワ改善系のコスメが登場しています。
マッサージ
柔軟でハリのあるおでこをキープするには、マッサージをとり入れることもおすすめです。第一関節と第二関節の間の面を使うと、器具なしでも手軽にほぐすことができます。
マッサージのやり方
(1)眉頭に両手のこぶしをおき、上にゆっくり引き上げるように圧をかけます。
(2)(1)の動きを外側に向かって繰り返します。
(3)髪の生え際に向かって(2)の動きを繰り返します。
関節の角を使うと刺激が強くなってしまうので、「面」を使うことがポイントです。そっとやさしく圧をかけると、心地よくこりをほぐせるでしょう。
■きれいな丸い額に見せるメイク法
骨格の問題で丸みのあるおでこをあきらめている方は、どうかメイクでチャレンジしてみてください。少しの工夫で立体的なおでこに見せることができます。
(1)パウダーハイライトをハイライトブラシにとり、おでこ中央にふんわりと楕円型に入れます。
(2)パウダーハイライトを毛の密度が高い細めのブラシ(もしくは指の腹)にとり、おでこの高い部分にポイント的に入れます。
(3)(1)で塗った周りを何もついていないブラシでぼかし、ハイライトの境目をなじませます。
(2)でおでこのトップ部分にハイライトをしっかりめに重ね、立体感のグラデーションを実現しています。また、(3)でハイライトの境目をぼかすことで、自然な仕上がりを叶えます。
毎日のケアでハリのある額を保ち、メイクで丸みをプラス。いきいきとした美しいおでこで、マスク美人を目指してみてください。
(コスメコンシェルジュ 古賀 令奈)
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