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肌荒れ・花粉症など春のセルフケアに!お役立ちハーブ4つ


三浦 絵里子

春一番が吹いて花粉が飛散するなど、なにかと外部刺激が強くなるこれからの季節。中医学によると、春は肝臓がよく働くため身体の解毒作用が起こりやすい上、自律神経のバランスを崩すことが多いとか。そこで今回は、ホリスティックビューティインストラクターの筆者が「春のセルフケアに活用できるハーブ」をご紹介します。

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■春の便秘には「ダンディライオン」(根部)

春を代表するお花、タンポポ。カフェインフリーのコーヒーに代用できるお茶としてタンポポコーヒーとも呼ばれており、美容を意識する女性に人気ですよね。ダンディライオンは主に肝臓を強化して血液をきれいに保つ効果があります。花粉症などのアレルギーやバランス崩れから起こる便秘の時には、タンポポ茶を飲む習慣をつけてみるといいかも。

 

■春の肌荒れには「カレンデュラ」

ダンディライオン同様に肝臓に働くハーブ、カレンデュラ。カレンデュラオイルなどが市販されていることからも分かるように、お肌の炎症や傷など外用に役立つハーブでもあります。お手持ちの植物オイルにカレンデュラを2週間ほど漬け込めば、自家製カレンデュラオイルのでき上がり。肌の調子を崩しやすい春には大活躍のアイテムとなります。

 

■春のデトックスには「ネトル」(葉部)

春の洗浄剤とも言われているネトル。冬の間にたまった老廃物を取り除いて流す効果があり、特に花粉症に伴うカタル症状や喉の違和感など、粘液を浄化する作用に優れています。また、ビタミンやミネラルなどの栄養が豊富であるため、若葉をそのまま料理に使うことも。乾燥葉でもスープなどに入れて、丸ごと食べるのがオススメです。

 

■春の憂鬱には「ペパーミント」

仕事に集中できない、やる気が起こらない、春はいわゆる五月病を患う季節でもあります。そんな時に活躍するのがペパーミントのスッキリした香り。眠気を吹き飛ばしてくれるほか、心身のリフレッシュに大いに貢献してくれます。ハーブをグラスに入れてデスク近辺に置いておきましょう。時々グラスを揺らしてかき混ぜると、ほのかに香りが立ち上ります。

ぽかぽか陽気な春を笑顔で楽しむために、今から準備をはじめましょう! ぜひ1種類だけでも手元において、役立ててみてくださいね。
(ホリスティックビューティインストラクター Eriko)

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【参考】
※林真一郎著(2010)『メディカルハーブの事典』(東京堂出版)

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