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900円で老け肌を改善!? 話題の「ベビーオイル洗顔」とは


つやプラ編集部

ベビーオイル洗顔という洗顔方法をご存知ですか?
実践した人たちの「乾燥が気にならなくなった」「毛穴が目立たなくなった」といった体験談が日々SNSにアップされ、いま話題となっている美容法です。

そんなベビーオイル洗顔、実は乾燥や小じわが気になる40代、50代にもとても有益な美容法とのこと。

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今回は、ベビーオイル洗顔を提唱されている美容愛好家のmimiさんに40代・50代にベビーオイル洗顔がおすすめの理由とその効果について伺いました。

肌の潤いを逃さない画期的な洗顔法

– ベビーオイル洗顔ってなんですか?

mimiさん:私が2019年の秋くらいからTwitterで発信を始め、流行った美容法です。
ドラッグストアなどで売られているベビーオイルをつかって、クレンジングと洗顔の代用をするというものです。

– クレンジングオイルでメイクを落とすのとは何が違うのですか?

mimiさん:通常、クレンジングオイルには界面活性剤という、水と油を混ぜ合わせて汚れを落とすものが必ず配合されているのですが、ベビーオイル洗顔は普通のオイルを使うので、洗浄系の界面活性剤がはいっていない、というのが一番の違いです。

ベビーオイル洗顔の場合は、ベビーオイルでメイクを浮かせ、メイクの汚れが浮き出た油をティッシュなどで吸い取るという方法でメイクを落とします。

こうすることで、お肌の潤い成分を逃さずに、メイクや汚れを落とすことができます。

-ベビーオイル洗顔が40代・50代の方におすすめである理由を教えてください

mimiさん:私たちの肌は、肌が生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)の中で、自らセラミドやNMF、皮脂といった潤い成分を生み出すことで、肌の潤いを保っています。

しかし40代・50代になってくると、ホルモンバランスの変化やターンオーバーのサイクルが遅くなることで、その潤いを保つ成分がだんだん減少していくことがわかっています。

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私は、肌の潤いを保つために大事なことは「自分が持っている潤い成分を奪わないこと」だと考えています。

ベビーオイル洗顔のような、肌の潤いを守りながらメイクが落とせる洗顔法によって、乾燥とかそれによる小じわを予防できるのではと考えています。

お肌が潤わなくなってくると、高保湿のものや栄養があるスキンケアを使えばいいんじゃないかと考える方も多いと思います。
それももちろん間違いではないと思いますが、でも自分の肌に一番あうものは、やっぱり自分の肌が生み出すものだと思います。

自分が持っている保湿成分を大切にすることがスキンケアのベースとなり、そこに高保湿のものや栄養があるスキンケアを足していくことで、相乗効果で良くなっていくのではと思うので、基本となる洗顔を見直してほしいなと思います。

– ベビーオイル洗顔は軽めのメイクの日におすすめと聞きました。しっかりメイクの日はどうしたらよいでしょうか。

mimiさん:ベビーオイル洗顔を毎日やる必要はないと思っています。
ですので、今日はお化粧が薄いという日やでかけないで家にいる日などに、ベビーオイル洗顔を試して頂ければと思います。

ベビーオイル

また、美容化学者のかずのすけさんが提案してくれたことなのですが、ベビーオイル洗顔をプレクレンジングとして使うという手もあります。

しっかりメイクをしたときに、それを一回で落とそうと思うと洗浄力が強いクレンジングを使わなければならず、お肌が乾燥する原因になってしまいます。
なので、先にベビーオイル洗顔であらかたメイクを落とし、最後に残ったメイクを洗浄力がマイルドなクレンジングをつかって落とすことによって、肌の乾燥を予防することができる、とかずのすけさんは提案されています。

そういう方法を取り入れていくのも一つの手かなと思います。

マスクでゆらぎがちな肌にもおすすめ

– ベビーオイル以外のオイルを使って洗顔される人もいるようですが、40代・50代にオススメのオイルはありますか?

mimiさん:メイクの落ちが一番いいのはベビーオイルかなと思います。なぜなら、ベビーオイル(ミネラルオイル)は、メイク用品によく使われるオイルと、相性がいい場合が多いからです。

しっかりめのメイクをされる方はベビーオイルがおすすめですが、軽いメイクをされている方ですと、ライスブランオイルやホホバオイルを愛用されている方も多いですね。
特にライスブランオイルは米ぬか由来のオイルなので、美容成分や栄養成分が豊富です。

ライズブランオイル

プラスアルファのエイジングケア効果も取り入れたい方には、ライスブランオイルやホホバオイルもおすすめです。

ティッシュオフをするので、肌にオイルはほとんど残らないのですが、キメの間にわずかに残ったオイルに美肌効果を感じられる方もいます。
肌は個人差が大きいので、自分の肌にあったものを使って欲しいなと思います。

今はミニサイズがあったりするので、色々試していただきたいですし、肌の調子に合わせて使い分けるのも楽しいと思いますよ!

– 40代・50代のマスク荒れにも、ベビーオイル洗顔はメリットがあるんですよね?

mimiさん:マスクによって赤みがでたり、肝斑の原因になったりするのが気になりますよね。それは、マスクが擦れたりマスクでムレたりすることで、角層のバリア機能が弱くなってしまうからなんでうよね。
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ここを守っていくためには、自分の肌の保湿成分をきちんと守っていくことが大切で、ベビーオイル洗顔をしてからマスク荒れがよくなったという声をフォロワーさんからもいただきます。

擦れるところに肝斑ができてしまうのがありますが、ベビーオイル洗顔のやり方はオイルを伸ばしたら、くるくるせず、押さえるようになじませるので、擦らずにメイクを落とすことができ、やさしくケアができるというのもメリットだと思います。

ベビーオイル洗顔のやり方

1.ベビーオイルを適量手のひらにとる。(4~5プッシュ程度)

2.顔全体にベビーオイルを伸ばし、そっと指の腹で優しくなじませていく。
(この時、くるくるしたりせず、押さえるようなタッチで擦らずになじませてください)

ベビーオイル洗顔2

3.瞼まわり、小鼻、唇の下など、残りやすい部分だけ、指先でそっとなでる。

ベビーオイル洗顔4

4.日焼け止めやメイクが浮いてくるので、ティッシュやキッチンペーパーを使って、オイル感がなくなるまでしっかりとオフしていく。オイルを紙転写するイメージで、紙を重ねた上から軽く手のひらで押さえるようにする。

ベビーオイル洗顔3

※「拭き取り」ではなく「吸い取り」です。

5.オイル感がなくなってさっぱりするまで、紙を新しい物に交換しながらペーパーオフを行う。

(6.毛穴づまりしやすいタイプの方や、オイルの残留感が気になる方のみ、石鹸を使ってください。mimi推奨の方法は、3秒泡洗顔です。マイルドな洗浄力の泡石鹸を肌に3秒ほど乗せるだけ、すぐに優しく流してください。)

7.普通に入浴する。(ベビーオイル洗顔後、入浴まで時間が空いても大丈夫です)お風呂を出る際に、そっとぬるま湯で流す。

8.いつもどおりのスキンケアを行う。

クレンジングや洗顔料などを使用しない、全く新しい美容法「ベビーオイル洗顔」。気になる方は、試してみてはいかがでしょうか。

mimiさんプロフィール

歌手・美容愛好家

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10年以上蓄積した知見をもとに、考えて選ぶスキンケア理論「インテリジェンススキンケア」を提唱。2021年7月23日に初めての著書「インテリジェンススキンケア〜ベビーオイル洗顔のススメ〜」(株式会社星海)を発売。

Twitter:@mimitan090909Instagram:@mimitan090909

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