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SとLの黄身の大きさは同じ!?「タマゴの豆知識」3つ

台湾料理研究家
小河 知惠子

毎日の食卓に欠かせない卵。完全栄養食で、アンチエイジングにうれしい栄養が満点なことから、健康のために食している方も多いのではないでしょうか。卵は簡単にどこでも手に入るので、日々の生活にどんどん取り入れていきたいですよね! 身近だけど、意外と知らないことも多い卵のあれこれを、料理研究家である筆者が解説します。

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■卵も呼吸をしている!

においが強いモノの近くに置くのはNG

硬い殻に覆われていて、外の空気に触れることがなさそうな卵。実は気孔(きこう)という極小さな穴が存在し、そこから内部の炭酸ガスを排出し、外の空気を吸っています。そのため、においが強いものの近くに置いてはいけません。

洗うと殻から雑菌が入ってしまう!?

洗ってしまうとこの気孔から雑菌が入るため、洗わずにそのまま割ったり、茹でたりすることが理想です。殻にばい菌が付いているかもしれない、と心配になる方もいるかもしれませんが、中身は殻に守られ清潔が保たれているので、洗わなくても問題ありません。

 

■お椀のふちや鍋の角で割っちゃダメ!

生卵を割る際に、お茶碗やお皿のふちを使っている方も多いのではないでしょうか。しかし、これでは卵が押しつぶされてしまいます。殻が入ってしまったり黄身がつぶれてしまったりと、いいことがなく、プロは絶対にやりません。生卵を割る際は、机やキッチン台など、平らな場所で割るようにしましょう。

 

■SサイズもLサイズの卵も、黄身の大きさは同じ

スーパーマケットやコンビニで販売されている卵にはSS、S、M、L、LLと様々なサイズがあります。一見すると中身の量が異なるように思えますが、違うのは白身の量だけで、黄身の量に差はありません。メレンゲや茶碗蒸しなど、白身を多く使う場合はLサイズを使用する方が無難ですが、黄身をメインに使用する場合はSサイズで十分です。卵を使う料理に合わせて、購入するサイズを決めましょう。

いかがでしたか? 茹でたり、焼いたり、生で食したり、お手軽かつ様々な調理法がある卵。毎日の食卓に欠かせない食材ですから、今回ご紹介したことを参考に、是非美味しく召し上がってください。
(料理研究家 オガワチエコ)

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