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じわじわ流行中!?美腸・美肌に◎「アカモク」ってなに?


つやプラ編集部

最近話題になりつつある海藻「アカモク」をご存知ですか? シャキシャキとした食感と、刻んだり、熱を加えることにより出てくるトロミ(粘り)と、豊富な栄養素が魅力的ということで、今ジワジワとブームになりつつある食材です。美容効果も見逃せないアカモクについてご紹介します。

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■アカモクってどんな生きもの?

北海道から鹿児島までの沿岸に広く分布し、コンブやワカメと同じ部類に属します。古くから食用とする地域もありましたが、養殖施設に絡み付いてしまうことから、宮城県周辺では「邪魔モク」とも呼ばれていたそう。しかし近年は健康志向の高まりと共に、海藻特有のクセが少なくめかぶよりさっぱりとしていて食べやすいとのことで注目され始めました。

 

■アンチエイジング&便秘の改善にも◎

抗酸化物質も豊富、骨粗鬆症予防にも!

何より魅力的なのはその栄養素。アカモクには、ミネラル、ポリフェノールも豊富で、抗酸化作用があるカロテノイドを多く含まれています。特に、体内の脂肪燃焼を促進するカロテノイドの一種、フコサキサンチンはワカメやコンブよりも含有量が多いのです。さらに、骨をスカスカにすることを抑制するビタミンKまで入って、骨粗鬆症予防にもいいと言う話もあります

 

オメガ3で生活習慣病予防や美容効果に期待大

アカモクには、美容や健康のために積極的にとることを推奨されている必須脂肪酸の「オメガ3」が含まれています。オメガ3は血流改善や生活習慣病予防だけでなく、皮膚のしわやたるみ予防など美容にも効果があると言われています。

 

便秘改善にはやっぱり食物繊維!

食物繊維は寒天の原料となるテングサについで多く、便秘の改善に役立ちそうです。また、アカモクに含まれるフコイダンは水溶性食物繊維であり、コレステロールや糖分の排出も期待できるので、成人病予防にも効果があるのではないかとされています。

 

■アカモクの食べ方は?

酢の物にしたり、味噌汁の具としても使えます。もずくやめかぶのように刻んでごはんや、冷奴・湯豆腐にのせたり、削り節やオクラを入れてポン酢や醤油、麺つゆで食べる人も……。またサラダやマリネ、カルパッチョやパスタに入れるなど、食べ方のアレンジも色々あるので、レシピを工夫してもよさそうです。

いかがでしたか? アカモクは、まだ取り扱いは少ないものの、スーパーの一部店舗、道の駅やネット通販などで生の状態のものや乾燥したものを買うことができます。いつも食事にプラスアルファの食材として取り入れてみましょう。
(つやプラ編集部)

【関連記事】
NEXTスーパーフード!?「アマランサス」炊き方レシピ&使い方

【参考】
おいしい食べ方 – 岩手アカモク生産協同組合
海藻アカモクの特徴と食品利用 ― 村上香/広島工業大学紀要研究編(PDF) 
アカモク – わかさ生活
成分開発メーカー – 三省製薬
褐藻色素フコキサンチンの機能性と有効活用 – 宮下和夫/北海道大学大学院水産科学研究院(PDF)
フコイダン – わかさ生活
ω(オメガ)-3 – わかさ生活
カロテノイド – わかさ生活

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