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卵+●●で食べると若返る!?一緒に食べるべき食べ物

ベジ活アドバイザー
生井理恵

身近な食材の1つである「卵」ですが、タンパク質をはじめビタミン・ミネラルをバランスよくとることができる優秀食材としても知られています。

老けないために食べるべき卵料理

ベジ活アドバイザーの筆者が、美容やアンチエイジングに役立つ卵との組み合わせと、卵の生食と加熱の栄養の違いをご紹介します。

■卵が美容・アンチエイジングによい理由

卵は、筋肉や皮膚、毛髪、ホルモンなどの原材料である「タンパク質」を含む食材です。

タンパク質から構成される代表的な美容成分に「コラーゲン」があります。肌の弾力・シワ・たるみに関与するコラーゲンは、体内のタンパク質が不足すると連動して減少します。そのため、タンパク質を含む卵は美容に欠かすことができない食材といえるでしょう。

卵は、タンパク質以外の栄養素の他に、抗酸化作用が高い「ビタミンA」や若返りのビタミンとの別名がある「ビタミンE」、「鉄」や「カルシウム」など、アンチエイジングに必要なビタミンやミネラルもバランスよく含まれています。女性の美とアンチエイジングを底上げしてくれる美容食材ですね。

■美容やアンチエイジングに役立つ卵との組み合わせ

完全栄養食と名高い卵ですが、「ビタミンC」と「食物繊維」は含まれていません。栄養を補完し補う意味でも、ビタミンCと食物繊維がとれる野菜や果物と組み合わせるとよいでしょう

ビタミンCは、「コラーゲン」の生成と保持に欠かすことができません。ブロッコリーや、パプリカ、ピーマン、キャベツなどの野菜に多く含まれているので、卵料理に加えてみてください。

オムレツをつくるときにパプリカやブロッコリーを加えてもいいですし、キャベツを使ったスープに溶き卵をいれるのもよいですね。

また、「鉄」もコラーゲンの合成に欠かすことのできない成分です。含有量の多いレバーや牛のもも肉、かつお、マグロ、あさりなどをメニューのなかで無理なく組み合わせて、美肌の保持に役立てましょう。

難しく考えず、マグロや海鮮丼にお好みで卵を加えてみるのもいいですね。

■生と加熱で栄養は異なる?

同じグラムの時の生卵とゆで卵、スクランブルエッグの栄養を比較しました。

生卵とゆで卵では「葉酸」など「ビタミンB群」の若干の減少はありましたが、あまり栄養素の変化は見られませんでした

生卵と油を使って調理するスクランブルエッグでは「ビタミンA」と「カルシウム」は若干の増加し、調理による塩分が増えたので「ナトリウム」の量はかなり増加しました。他の栄養素は若干減ったものの方が多いですが、著しい変化はみられていません。

カロリーは油で調理すると増えることを念頭におきつつも、生活スタイルにあった調理法や食べ方をするとよいでしょう。

身近な美容食材でもある「卵」。組み合わせによっては、さらなる美容効果も狙うことができますね。手軽に食べることができるので、日々の生活で活用してみてください。

(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)

 

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【参考】
賢く摂って美しく 鉄の働きと美容 – 大正製薬
(2017年6月発行)卵の栄養機能とアンチエイジング効果 第1回 卵の栄養機能について – 食品分析開発センターSUNATEC
タンパク質の不足で起こる諸症状、その症状と対策とは – 江崎グリコ
タマゴ – わかさ生活
卵 – カロリーSlism
ゆで卵 – カロリーSlism
スクランブルエッグ – カロリーSlism

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