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不調を招くコーヒーのNGな飲み方3つ

国際薬膳調理師
倉口ゆうみ

朝は身体のスイッチを入れるため「コーヒー」を飲むという方は多いのではないでしょうか。コーヒーにはさまざまな効果が期待できるといわれていますが、実は飲み方次第で不調を招く場合もあります。

コーヒー飲み方

ずぼらだけど薬膳のプロである筆者が、知っておいて欲しい「コーヒーの知識」をご紹介します。

■薬膳的「コーヒーの効能」

薬膳的「コーヒーの効能」は以下になります。

・気の巡りを良くするので、リラックスできる

・集中力を高める

・利尿作用があるので、むくみ対策におすすめ

このように、朝、仕事前にコーヒーを飲みたくなることや、疲れた時にコーヒーブレイクをしたくなるのも頷けますよね。しかし、コーヒーの飲み方や習慣で不調を招く場合があります。

■不調を招くコーヒーのNG習慣3つ

(1)マグカップにたっぷりの量を飲む

「コーヒーが好きだからたくさん飲みたい」と、大きいマグカップで飲んではいませんか? もしそうだとしたら、大きいカップではなく小さいカップに変えることをおすすめします。

なぜなら、コーヒーには利尿作用があるため、たくさん飲むとほてりの原因につながります。また、たくさん飲むとイライラや興奮など、気持ちがゆらぎやすくなります。

コーヒーはあくまで嗜好品ということを忘れず、1日1~2杯までにしてガブ飲みは控えましょう

(2)常にコーヒーが手元にある

冷めたコーヒーには注意が必要です。元々身体を冷やす性質があるコーヒーですが、温度が冷たくなることで余計身体を冷やしてしまいます。特に、胃が冷えると体調不良を招く原因につながってしまいます。

小さいタンブラーに入れて飲むか、冷めないうちに飲みきってしまいましょう

(3)砂糖がたっぷり入った冷たいラテ

疲れた時はついつい甘い飲み物を飲みたくなりますよね。特に、気温が上がると砂糖と氷たっぷりのラテを好む方もいるかもしれません。

しかし、白砂糖とコーヒー、牛乳は身体を冷やす性質ですので、肌のゆらぎや更年期の不調を招く場合があります。また、だるさにもつながります。

砂糖たっぷりのラテはたまにのご褒美にして、毎日飲む場合はシンプルなホットコーヒーにしましょう

毎日飲むコーヒーも、飲み方や習慣次第で身体の不調を招くこともあります。今回ご紹介したことを参考にして、美味しくコーヒーをいただきましょう。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

 

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