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落ち込み・イライラに試したい「先人に学ぶ人生の知恵」4つ


三浦 絵里子

忙しい現代社会に生きていると、様々な場面において心を乱されることがあります。結果、自分はダメな人間だと落ち込んだり、イライラが収まらなかったり、人生どう進めばいいのか分からなくなったりします。そんな時は、昔の人が編み出した「心の養生法」が役に立ちます。様々な場面を例に4つご紹介します。

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1.自分の「幸せ基準」を持つ

「隣の花は赤い」という諺があるように、他人に比べて自分は「ツイてない」「幸せ度が低い」と思ってしまうことはありませんか? しかし幸せのスタンダードは人それぞれ。「自分はこれができれば幸せ」と思える基準があると、友人の自慢話は自然にスルー、そして幸せな報告には心から喜べるようになります。ちなみに筆者は「朝目覚めることができたら幸せ」と思うことにしています。

 

2.「6、7割よければよし」とする

日本人はあらゆる面において完璧主義と言えます。仕事や時間に正確なのは良いことですが、逆に完全無欠が崩れた時に「許せない」ことがとても多くなるのです。他人のミスや、できない自分にイライラ! そんな経験はありませんか?ならば、100に対して6、7割できればOKと決めておけば、大体のことはクリアできるもの。人生には「ゆるさ」が必要なのです。

 

3.自分への「見切り」をつける

「できないけど、やらなきゃいけない」そんな環境に置かれたことはありませんか? 仕事においても家事においても、自分には自分の得手不得手というものがあります。できないことや限界を知れば、できることに集中して実力以上の能力を発揮することにつながります。「自分に見切りをつける」と言うと聞こえが悪いかもしれませんが、それも養生の内なのです。

 

4.「反省」しても「後悔」はしない

「私が成功したのは誰よりも失敗したからだ」というのはマイケル・ジョーダンのお言葉。「失敗してしまった」「やめればよかった」、こうした失敗談は誰にでも覚えがあることでしょう。失敗は、「失敗だと思った瞬間」に失敗となります。なぜそうなってしまったか、という反省は必要ですが、後悔ばかりしていては挑戦に恐怖を感じるように。「成功までのステップなのだ」と捉えられれば、その先もチャレンジしていこうと思えますよね。

ちょっぴり生きていることが苦しくなったら、心の養生法を思い出してみてください。いろいろな場面に活用できると思います。
(ホリスティックビューティインストラクターEriko)

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【参考】
※齋藤孝著(2012)『養生訓「ほどほど」で長生きする』(ウェッジ)

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