手軽に続けられる腸活食材としておなじみのヨーグルト。さまざまなヨーグルトが販売されていますね。朝食の代わりや、食後のデザートとして、フルーツとヨーグルトを合わせて食べる方も多いと思います。
どんなフルーツとも相性のよいヨーグルトですが、中でも痩せたい人におすすめの秋のフルーツといえば……?
美容と健康に役立つ食スタイルを提案して18年の美養フードクリエイターである筆者が、腸内環境をより整えて、ヤセ菌を増やすサポートになる秋のフルーツを3つご紹介します。
■ヨーグルトだけでは不十分!?ヤセ菌育成にはフルーツを入れるべき理由
ヨーグルトには、乳酸菌やビフィズス菌などの、私たちの身体によい働きをする菌が含まれています。
ですが、食べ物から摂った有用菌は腸内に棲みつくことができません。ヤセ菌と呼ばれる、総合的な肥満の抑制効果が期待されている菌を増やすには、すでに腸内に棲みついているヤセ菌を元気にしてあげることがポイントです。
ヤセ菌の大好物は水溶性食物繊維。ペクチンやイヌリンなど、野菜や果物、海藻に含まれている食物繊維です。
この水溶性食物繊維とヨーグルトに含まれている有用菌を一緒に摂ることで、腸内環境を良い状態に保ちながら、ヤセ菌を元気にする効果が期待できます。
■ヨーグルトと一緒に食べるべき秋のフルーツ3つ
(1)柿
柿は、水溶性食物繊維の仲間であるペクチンが豊富なフルーツです。
また、ビタミンCやβカロテンも豊富なため、寒くなるこれからの季節、免疫力をアップして風邪予防のためにも積極的に食べたいフルーツです。
(2)早生みかん
秋に旬を迎えるのが早生みかん。小ぶりの皮が薄いみかんで、酸味と甘みのバランスもよく、とても食べやすいのが特徴です。
みかんは、ペクチンが多いだけでなく、ヘスぺリジンと呼ばれるポリフェノールが含まれています。
ヘスぺリジンは、毛細血管を強くして血液の流れをスムーズに保つ働きがあります。寒くなるこれからの季節、手足などの抹消部の冷えが気になる方にもおすすめのフルーツです。
(3)りんご
「一日1個のリンゴは医者いらず」といわれるほど、ビタミン、ミネラルが豊富なリンゴ。ペクチンのほか、オリゴ糖も含まれていています。
また、リンゴの皮にはリンゴポリフェノールが豊富に含まれていますから、よく洗って皮ごとすりおろしてヨーグルトと合わせて食べるのもよいですね。
寒くなるこれからの季節は、運動量も減って便秘になりがちな季節です。ヨーグルト+秋のフルーツで、腸内環境を良い状態に保ちたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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【参考】
※成分情報 ヘスペリジン – わかさ生活