つい手が伸びる王道のカジュアルアイテムの「ボーダー」が、この春はトレンドとなる兆しです。
定番といえども、毎年少しずつデザインやシルエットなどが変化しているので、毎年同じものを着ていると古臭い印象になることもあります。
スタイリストの筆者が、今年らしさもありつつ40・50代に似合うボーダートップスのポイントと、おすすめのコーディネートをご紹介します。
■2023年春、手に入れるべきボーダートップスの特徴
身体が泳ぐ適度なオーバーシルエット
トップス全体のトレンドとしていえることですが、オーバーシルエットはボーダートップスを選ぶポイントとしても重要です。
タイトなボーダーは横のラインをさらに強調して太見えする可能性が高くなるので、取り入れるのはやめた方がよいでしょう。
ドロップショルダーや首周りにゆとりのあるボートネックなどを選ぶとスッキリと見せることができます。
サイドスリットやシャツテールなど、裾にデザイン性のあるもの
カジュアル代表のボーダー柄は、時に野暮ったく見えてしまうこともあります。それを解決するのが、裾のデザイン。サイドスリット入りならシャープな印象を与え、細見え効果も◎。
また、シャツのようにラウンドした裾の「シャツテール」は、今っぽさ抜群です。レイヤードアイテムとして、裾からチラ見せさえせる時にも使えるので便利です。
ピッチ細めの明るめカラー
この春のボーダーカラーは、明るめが旬。ベースはホワイトやネイビーなどのベーシックなカラー、そこにグリーンやイエローなどの明るめカラーの組み合わせがトレンドです。
この時、ボーダーの幅(ピッチ)が細めのものだと大人でも取り入れやすく、さりげないおしゃれさを演出できます。
■この春おすすめ!大人に似合うボーダーコーデ3選
(1)きれいめアイテムと合わせて都会的な印象に
(リラックスカラーボーダーロンTEE/Green Parks 税込価格2,990円)
「カジュアルなアイテムと合わせると、ラフ過ぎてしまう」と気になる大人世代。ボーダー以外はジャケットやスラックスなどのきれいめアイテムと合わせれば、スタイリッシュな雰囲気のコーデにまとまります。
逆に、カチッとし過ぎかなと感じるコーデのはずしとしてもボーダーは使えるので、ぜひ取り入れてみてください。
(2)ベージュトーンでまとめた優しげボーダーコーデ
(コットンボーダー ボートネックカットソー/自由区 税込価格16,940円)
ベージュのボーダートップスは、女性らしさと上品さを演出できるので大人におすすめのアイテムです。ボトムスにはスカートを合わせて、さらにフェミニンな印象にしましょう。
上下どちらもベージュでまとめたワントーンコーデで、今っぽさもばっちり。ボーダートップスに入っている色をボトムスにも入れると統一感が出て、こなれ感のあるコーデを完成させることができます。
(3)ベーシックカラー×カラフルボーダーの今っぽコーデ
(ボーダーワイドT/UNFILO 税込価格4,990円)
トレンドの明るめカラーのボーダーのなかでも、大人に取り入れやすいグリーン。ブラックやネイビーなどのベーシックカラーとも合わせやすく、地味めなコーデの差し色としても活躍します。
重たくなり過ぎず、春注目のネイビーとグリーンの組み合わせでさらに今年らしくなりますよ。インナーとしてボーダーを入れてグリーンが見える分量を調節すると、よりハードル低く挑戦できますよ。
大人も取り入れやすい柄アイテムである「ボーダー」。無地ばかりのコーデになりがちという人は、この春にぜひ取り入れてみてくださいね。
(スタイリスト/ライター 森田 文菜)
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