40・50代になると、爪が割れたりツヤがなくなったりするなど、爪のトラブルに悩む人もいるかと思います。ですが、実は老化による爪トラブルもあるということをご存知でしょうか?
美容ライターの筆者が、老化が招く爪トラブルと、爪の基本のお手入れ方法をご紹介します。
■実は老化が原因!?大人の爪トラブル
年齢を重ねるとともに、身体機能は少しずつ低下していきます。それに伴い、女性ホルモンの低下や血流の低下、消化機能の低下などを感じる場合があります。
そういったことから、爪にとって大切な水分や栄養、油分の供給が充分にできていないと、縦すじや欠け割れ、ささくれ、乾燥などの爪トラブルを招く場合があります。
■爪の基本のお手入れ方法
老化による爪のトラブルには、内側と外側からのケアが必要になります。
内側ケア
積極的に摂りたい栄養素
まずは、爪の生成の促進や、爪の構成に必要なケラチンを合成する「亜鉛」を摂りたいところ。
「鉄」は爪の生成や再生を促してくれます。また、うるおいに必要なコラーゲンの強化には「ケイ素」が◎。
丈夫で美しい爪を作るには、「ビタミン」類もしっかりと摂っていきたいですね。
水分補給も大切
爪は10~15%が水分で構成されているので、乾燥が大敵です。外側からの保湿はもちろんですが、しっかり水分補給をして、内側からの水分ケアも心がけましょう。
カラダが一度に吸収できる水分量は決まってるので、一度にたくさん飲むのではなく、こまめに水分補給することがポイントです。
外側ケア
外側のケアとしては、「保湿」と「保護」が大切です。ハンドクリームやネイルオイルを、日中こまめに塗って保湿しましょう。
日中の塗り直しがむずかしい場合は、就寝前だけでもいいのでハンドクリームやネイルオイルを甘皮や爪のサイドに丁寧に塗りこみ、しっかり保湿をしてください。
ハイポニキウムの保湿も重要
美しい爪を育てるために大切な「ハイポニキウム」の保湿も忘れてはいけません。
ハイポニキウムは、爪の裏側にある爪と皮膚をつないでいる部分のことです。ここが乾燥していると、ネイルベットが育ちにくく、爪が小さくなる場合があります。
ハイポニキウムを保湿する専用のアイテムもあるので、自爪を育てたい方は取り入れてみてくださいね。
爪の生え変わり周期は約6ヶ月ほどといわれていますので、すぐに効果を感じるのはむずかしいです。ですが、内側と外側のケアを毎日続けていくことで、健康的な爪を育てていくことができます。根気強く続けてみてくださいね。
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美祐)
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