マスクをつけている時間が長い日々だからこそ、目元の状態が「その人の印象」になりがちです。目元に暗さがあるとどうしても、「疲れている」「どんよりしている」「パッとしない」など、ネガティブな印象を与えがちです。
エステティシャンの筆者が、目元のクマをケアして明るくポジティブな印象を与えるための方法をお伝えします。
●眼精疲労タイプのクマって?おすすめのケア3つ
クマにはいくつか種類がありますが、今回は眼精疲労からくるクマの人におすすめのケア方法3つをお伝えします。
デスクワークや、長時間のスマホ利用、視力が悪いなど、目の負担が大きい人に起こりがちなのが「眼精疲労クマ」。目の周りの筋肉がこわばり、疲れて血液循環やリンパなどの流れが悪くなっている状態です。
そんな方におすすめしたいのは、「温めケア」です。
おすすめケア1:ホットタオル
入浴中や就寝時などに「ホットタオル」を首の後ろ・頭の付け根(後頭部)において温めましょう。
目周りの筋肉を緩め、疲れを癒すツボがあるので、「ぼんのくぼ」「天柱(てんちゅう)」「風池(ふうち)」あたりを温めてください。
就寝時に温める場合、ホットタオルをそのまま使うと寝具が濡れてしまいますので、ジップロックに入れて空気を抜いて使いましょう。温熱効果が長続きしておすすめです。
市販の、レンジで温めるグッズの使用も便利です。
ホットタオルの作り方
ハンドタオル、もしくはフェイスタオルを濡らして軽く絞り、1分程度レンジで加熱します。
注意点
取り出す際や使用する際、火傷に注意しましょう。
おすすめケア2:マッサージ
(1)でホットタオルで温めることをおすすめしたエリアは、マッサージもおすすめです。
温めてから、ほぐす、の順番で行うとより効果的ですので、疲れているときはぜひセットで行いましょう。
手で行うと疲れるので、「ゴルフボール」「テニスボール」「筋膜リリースローラー」などがある方は、首の後ろに当てて、その上に寝て、首を動かしながら位置を調整してマッサージしてみてください。
注意点
すべったり寝違えたりが起こらないように、ゆっくり行いましょう。「気持ちいい」と感じる程度に行ってください。
おすすめケア3:耳揉み、耳回し
簡単にできるクマ対策ケアとしては、耳揉み、耳回しもおすすめです。
耳には体中のツボがたくさん存在しますし、お顔の毛細血管の循環にも関わるともいわれているため、クマやくすみが気になるときにマッサージするのがおすすめです。
マスク生活では耳にマスクの紐での負担もかかっています。休憩中やTV視聴時など、ながらでもいいのでやってみましょう。
特に手順はなくてもOKなので、「気持ちいい」と感じる程度に揉んだり回したり、マッサージを行いましょう。
眼精疲労からくるクマの人におすすめのケア方法3つをお伝えしました。眼精疲労でクマができるタイプの方は、どうしても目を酷使する傾向があるので、ご紹介したケアを行うのと並行して、仕事の合間などに目を閉じたり、遠くをみたり、目をぐるぐる回してみたりして疲れを溜めないように心がけてみてくださいね。
(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松 麻美)
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