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内臓脂肪を撃退!効果的な「レモン水」の摂り方

エステ・セラピスト
町山町子

「最近老けたかも?」「体型の変化が気になる…」などと感じはじめた人は、内臓脂肪が増えているのかもしれません。内臓脂肪が増えると体重の増加はもちろん、見た目にも変化が表れてきます。

そんな内臓脂肪の対策には、レモン水が有効なのだそう。

内臓脂肪を撃退!効果的な「レモン水」の摂り方

内科医の工藤孝文先生に、レモン水が内臓脂肪を増やさないことに役立つ理由と、効果的な摂り方について伺いました。

■老けた顔・体型変化の原因は内臓脂肪!?

「最近、食べ過ぎて体重が増えた」「運動不足で体型がヤバい」と感じている人は要注意。体重の増加は見た目の変化にも影響しますが、それだけではないようです。

工藤先生によると「運動不足、食べ過ぎなどで内臓脂肪が増加すると、生活習慣病のリスクが上がるだけでなく、顔も体も老けてしまいます。お腹ぽっこりで背中がだらしなくなり、体型がオジサン・オバサン化して老けた印象に。また、肌荒れ、シミ、シワ、たるみなど顔への悪影響も大きくなります」とのこと。

すでに生活習慣病にかかってしまっている人は、内臓脂肪が蓄積することで、脂肪細胞から出るホルモン“悪玉”と“善玉”のうち、“悪玉ホルモン”が増加し、“善玉ホルモン”が減少することで、病気の発症リスクを上げてしまうそうです。

そこで、病気のリスクや顔・体のオジサン・オバサン化を防ぐには、内臓脂肪を増やさないための血糖値コントロールが必要だと工藤先生は言います。

「血糖値が高くなるとインスリンという物質がすい臓から出て、せっせと中性脂肪を蓄えます。内臓脂肪を増やさないためには低糖質、低脂肪食を摂り、運動をすることが一番ですが、それがなかなかできないから太ってしまうのです。無理なく内臓脂肪を抑えるには、食後の血糖値の上昇をゆるやかにすることです」(工藤先生)

■スカートやズボンがキツくなったら「食前レモン水」で脂肪燃焼!

工藤先生によると、内臓脂肪を抑えるには、まず日々の食生活で血糖値を急激に上げない食べ方が大切になるとのこと。

「体重が増えた、サイズアップしたという人は、今すぐにでも血糖値の上昇を抑える食事に切り替えましょう。肉や魚を先に食べる、食物繊維を豊富に摂る、そしておすすめは食前にレモン水を飲むことです。食前にレモン果汁15〜30gを水で割ったレモン水を摂取すると、血糖値の上昇をゆるやかにすると報告されています。また、レモン炭酸水は、炭酸水の効果で血行が良くなり代謝が促進されるため、ダイエット効果も期待できます」(工藤先生)

さらに、レモン果汁には食後の血糖値上昇を抑えるだけでなく、病気の発症リスクを下げる“善玉ホルモン”を増やす働きがあるそうです。

「善玉ホルモンは、分泌量が多いと運動したのと同様の脂肪燃焼効果が得られ、太りにくい体を作ることがわかっており、生活習慣病の予防にもなります」(工藤先生)

また、レモン水を日常生活へ取り入れるのもおすすめです。

「レモン水は手軽に作れて、水筒に入れて持ち運ぶこともできます。身近にレモン水を置くことで、健康効果を得るだけでなく、健康意識を高めるきっかけにもなるのではないでしょうか」(工藤先生)

レモンの果汁や果皮には、ビタミン類だけでなく、抗酸化物質など体にメリットがある成分が豊富に含まれていいます。特にこれから暑くなる夏に向けて活用してみてはいかがでしょうか。

協力/ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社
監修者:内科医/糖尿病内科医・東洋医学医、医療法人工藤内科院長 工藤孝文先生

(ビューティー&ヘルスライター 町山町子)

 

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