「体重は変わらないのに、昔着ていた服が似合わなくなった」と感じることはありませんか?
実は、体重が同じでも加齢による筋肉の衰えが原因で、ボディラインがたるんで見えるんです。
ヨガインストラクターである筆者が、アラフィフ世代のボディラインの悩みに着目して、手軽にシェイプして見せるおすすめの補正下着についてご紹介します。
■補正下着とは
補正下着とは、矯正下着ともいい、その名の通り、ボディラインを補正・矯正する下着のことです。
たるんだお肉を正しい位置に戻して整えたり、やわらかなお肉を包み込んで段差を作らないようにするメリットがあります。
補正下着というと、体を締め付ける窮屈なもの、というイメージを持たれがちですが、最近は、着用感を重視したものが多く、一日着用しても肩が凝ったり、締め付けが苦しいと感じにくいものが増えています。
また、薄手の服の下に着ても響きにくいものや、おしゃれなデザインのものが最近のトレンドです。
昔は下着の上から付けるものも多かったですが、今は通常の下着感覚で直に付けられるものが主流になっています。
種類は、ボディシェイパー、ウエストニッパー、ガードル、ボディスーツなど、ボディの悩みに合わせてさまざまなものがあります。
■悩み別におすすめの補正下着をご紹介
(1)ブラジャーからはみ出るお肉が気になる方には「ボディシェイパー」
(ウイング/ワコール NA1202/Wing 税込価格5,940円)
ボディシェイパーは、バスト、ウエスト、背中といった、上半身のボディラインを整えるアイテム。
キャミソール感覚で着られるので、補正下着が初めてという方にもおすすめです。
また補正力は、程よいものからしっかりシェイプするものまでバリエーションがあるので、好みで選べるところも魅力の1つです。
(2)ウエストが気になる方には「ガードルショーツ」
(ウイング/ワコール KQ2520/Wing 税込価格3,300円)
ガードルショーツは、下半身のラインを補正する下着のこと。
通常のショーツと比べてウエストラインが高い位置にあり、お腹全体をしっかり包み込んで補正するのが特徴です。
コルセットと違って補正力がきつくないため、普段使いにも適しています。
クロッチ付きのものを選ぶと直に履くことができるので、普段の下着代わりとして使いたい方におすすめです。
(3)お尻のたるみや太ももが気になる方には「ロングガードル」
(ウイング/ワコール KQ2760/Wing 税込価格3,960円)
ロングガードルは、お腹、腰、ヒップなど部位別で着圧や生地の素材を変え、下半身のラインを綺麗に見せられるのが特徴です。
ヒップ下にできやすいたるみ肉や横に広がる太もものお肉をしっかり包んで補正してくれるので、パンツが似合う下半身に。
肌が敏感な方やむくみやすい方は、ウエストの端や太ももの裾がレーシー素材になった、肌あたりがいいものを選ぶのがおすすめです。
(4)バスト、ウエスト、お尻をきれいに見せるなら「ボディスーツ」
ボディスーツはバスト、ウエスト、ヒップを補正するため、全身のボディラインを綺麗に見せたい方におすすめの下着です。
1枚でブラジャーとウエストニッパー、ガードルの役目を果たすため、補正下着を組み合わせる手間が省けたり、下着と下着の間に段差ができる心配がありません。
初めてボディスーツを試す方は、クロッチ部分が開閉できるものを選ぶと、トイレにいく時に楽です。
また、ボディスーツはバストとヒップの大きさによってサイズが決まるため、自分に合うサイズが見つからない場合は、ブラジャーを着けた上から着用するボディスーツを選ぶのがおすすめです。
■補正下着の選び方のコツ、注意点
「強く締め付ける補正下着の方がシェイプアップ効果がある」と思いがちですが、体型に合わないサイズや締め付けすぎるもの、素材の合わないものを着用し続けると、血行不良や肌荒れ、食い込みによって、ハミ肉が余計に癖づくなどの弊害が起きてしまいます。
アラフィフ世代は、加齢による筋肉の衰えで、体重は変わらなくてもお肉がたるみやすいため、たるみ肉をしっかり包み込むデザインを選ぶことが大切です。
例えば、ブラジャーを着けた時に背中や脇のハミ肉が気になるならストラップ部分の幅が広めのものや背付きタイプを選ぶ方がいいですし、バストに段差ができるという方はバスト上辺までしっかり包み込むものを選ぶと、フィット感が高まります。
ショーツを選ぶ場合は、どんな体勢でもお肉がはみ出ないように股上深めのものにするのがポイントです。
特に、下腹がぽっこりしやすい方は、立っている時よりも座った時にたるみが目立つので、お腹全体を包み込むものを選ぶようにしましょう。
また、ジャストサイズよりも1サイズ大きめのものを選ぶと、締め付けすぎず、楽に履けます。
補正下着は、毎日着用することで、たるんだお肉を元の位置に戻して整える効果があります。そのため、毎日着けてもストレスのないものを選ぶことが大切です。体の部位別におすすめの補正下着をまとめましたので、アイテム選びに活用してくださいね!
(ヘアメイク/美容講師/コスメコンシェルジュ/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者/メディカルセラピスト小顔美容矯正士 mayu3)
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