肌の老化を抑えるためには、若々しさをサポートする栄養素の補給が欠かせません。
魚には、肌老化の予防に役立つ成分を豊富に含むものが多くあります。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、肌老化の予防に食べたい魚や、簡単な調理法についてご紹介します。
■肌老化防止におすすめの魚3選
日本人の「魚離れ」が進んでいると言われていますが、魚はさまざまなビタミンやミネラルを含んだ優秀な食材です。
肉料理に偏りがちな方は、栄養のバランスをアップさせるためにも、日々の食事に魚を取り入れていきましょう。
(1)鮭
鮭はアンチエイジング効果が期待できる魚です。鮭に含まれるアスタキサンチンという成分は、紫外線による皮膚の老化を予防する効果があり、肌のハリや弾力の維持をサポートします。
鮭のおすすめの調理法
鮭と玉ねぎのホイル焼き
血流改善効果を持つ玉ねぎを一緒に使った、手軽にできるホイル焼きです。
材料(1人分)
鮭切り身 1切れ
玉ねぎ 1/4個
塩コショウ 適宜
オリーブオイル 大さじ1/2
作り方
(1)鮭には軽く塩コショウを振ります。
(2)玉ねぎをスライスします。
(3)アルミホイルに(2)を敷き、(1)を乗せてオリーブオイルを回しかけ、きっちりとホイルで包みます。
(4)魚焼きグリルかオーブントースターで8分程度、鮭にしっかり火が通るまで焼いて完成です。
(2)ヒラメ
ヒラメに含まれているオルニチンという成分には、成長ホルモンの分泌を促進する働きがあります。肌の生まれ変わりをサポートし、若々しい肌づくりに役立ちます。
ヒラメのおすすめの調理法
ヒラメの紫蘇風味カルパッチョ
血液をサラサラにする効果のある紫蘇を、たっぷりと薬味に使ったカルパッチョです。
材料(作りやすい分量)
ヒラメ(刺身用) 150g
紫蘇 7~8枚
生姜 ひとかけ
レモンの搾り汁 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1/2
作り方
(1)ヒラメは、包丁を寝かせるように斜めに入れる「そぎ切り」にして、食べやすい大きさにします。紫蘇は千切りにして、生姜はすりおろします。
(2)レモンの搾り汁とオリーブオイル、塩をよく混ぜ合わせます。
(3)(1)を(2)でよく和え、冷蔵庫に1時間ほどおいて味をなじませれば完成です。
(3)サバ
サバはコエンザイムQ10という、しわやたるみを改善する成分を含んでいます。また、肌の細胞の活性化をうながし、ターンオーバーを整える働きもあります。
サバのおすすめの調理法
サバ缶とわかめの酢味噌和え
調理が簡単なサバ缶を使った時短レシピです。美しい肌作りに役立つ「ヨウ素」を含んだワカメも、一緒に摂ることができます。
材料(作りやすい分量)
サバ水煮缶 1缶
乾燥わかめ 大さじ2
生姜 ひとかけ
味噌 大さじ1
はちみつ 大さじ1/2
酢 大さじ1/2
作り方
(1)乾燥わかめは水で戻して、水気をしっかり切ります。生姜はおろしておきます。
(2)味噌、はちみつ、酢はよく混ぜ合わせます。
(3)汁気を切ってほぐしたサバ缶に(1)を加えて、(2)でよく和えれば完成です。
魚料理は調理が手間に感じるかもしれませんが、工夫をすれば手軽に貴重な栄養を摂ることができます。上質な栄養素を補給するためにも、魚料理を積極的に食卓に取り入れていきましょう。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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・栄養士が食べない「老化が加速する食べ物」
・パンを食べても太らない?一緒に摂るべき食材4つ
【参考】
※アスタキサンチン – わかさ生活
※タマネギ – わかさ生活
※オルニチン – わかさ生活
※しそ – わかさ生活
※コエンザイムQ10 – わかさ生活
※コエンザイムQ10とは?補える食事や方法について解説 – サントリーウエルネス
※ワカメ – わかさ生活
※お魚便利帳 お魚の健康・美容効果 – JF香川漁連