秋は、美味しい食材が増える季節です。
体重オーバーが気になりやすい時期ですが、カロリーを気にするだけでは、かえって不健康に太りやすくなることも。秋の食材の中には、食べることで「痩せ体質」に役立つものもあります。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、秋に食べたい食材と、そのおすすめの食べ方についてご紹介します。
■食物繊維とビタミンB2で痩せ体質に!
痩せ体質に役立つ秋の食べ物として、以下のポイントがあげられます。
まずは、食物繊維が豊富であること。
食物繊維には腸内環境を整える働きがあり、特に不溶性の食物繊維は、よく噛む必要があるので満腹感が得やすくなります。さらに胃の中にとどまる時間が長くて腹持ちがよいため、ダイエットのサポートにもなります。
そして、ビタミンB2を含んでいることも重要です。
糖質と脂質の代謝をうながし、エネルギーとして消費してくれるビタミンB2は、ダイエットには欠かせない栄養素です。
■痩せ体質に導く!秋の食べ物4つ
(1)さつまいも
太りそうなイメージのあるさつまいもですが、実はダイエット向きの食べ物です。
不溶性の食物繊維が豊富なため、腸の働きが活発になって余分な脂質の排出を助けるうえ、満腹感が長く続くのもメリットです。
スイーツが食べたいときには、代わりにさつまいもを食べましょう。
シンプルに蒸すか、焼いたさつまいもに少量のバターを落として、シナモンを振りかけてどうぞ。シナモンの血行促進やむくみ予防の作用で、いっそうスッキリとした体型に近づくことができます。
(2)柿
柿も食物繊維が豊富なため、ダイエットのサポートが期待できます。
また、ストレスを和らげる働きを持つビタミンCが豊富なため、ダイエット中にイライラしがちな方にもおすすめの食材です。
ひと手間かけて、大根おろしを和えて食べるのはいかがでしょうか。よい箸休めになりますし、大根からも食物繊維とビタミンCを摂ることができます。
(3)サバ
サバは糖質や脂質の代謝に役立つビタミンB2を含んでいるうえ、血流を改善するEPA(エイコサペンタエン酸)も豊富に含んでいます。血流が促進されると代謝もアップするため、痩せやすくなります。
旬のサバは塩焼きにして、ターメリックを振って召し上がってください。
ターメリックにも血流を改善する働きがあり、さらに少量ですが食物繊維が摂れるため、腸内環境の改善に役立ちます。また、魚のくさみを抑える作用もあります。
(4)マイタケ
秋のきのこはいずれもおすすめですが、特にマイタケにはβ-グルカンという成分が多く含まれています。これには腸内にとどまった不要物をからだの外に出す働きがあり、痩せたいときは積極的に摂りたい栄養素です。
おすすめの食べ方は、ビタミンB2を含む卵と一緒に調理すること。オムレツの具にしたり、卵スープに加えると、バランスのよいダイエットメニューになります。
旬の食材を食べると、その季節を過ごすために必要な栄養素が摂れるといわれています。また、なによりも旬の食材にはそのときしか味わえない美味しさがあります。ぜひ秋の味覚をヘルシーに楽しんでくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※食物繊維 – わかさ生活
※ビタミンB2 – わかさ生活
※さつまいも – わかさ生活
※シナモン – わかさ生活
※ビタミンC – わかさ生活
※サバ – わかさ生活
※ウコン – わかさ生活
※マイタケ – わかさ生活