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食べ過ぎても太らない!?翌日食べるべきもの3つ

管理栄養士
今井尚美

つい食べすぎてしまう日ってありますよね。とはいえ、食べ過ぎても過度に落ち込む必要はありません。そんなときは、翌日の食事で調整をしていきましょう。

食べ過ぎても焦らない!翌日食べるべきもの3つ

管理栄養士の筆者が、食べ過ぎた翌日に食べるべきものをご紹介します。

■食べ過ぎたときは、翌日に調整すればOK!

食べ過ぎたとしても、摂取した食べ物がすべて脂肪に変わるわけではないため、焦る必要はありません。

食べ過ぎた後も活動量が多ければそのエネルギーは消費されるうえ、栄養素の消化・吸収や代謝にはある程度時間がかかります。

毎日のように食べ過ぎていると身体に脂肪がつく可能性は高いですが、たまに食べ過ぎるくらいなら、翌日の食事を調整すればリカバリーすることができます。

■食べ過ぎた翌日に食べるべきもの3つ

(1)納豆

納豆は、ビタミンB群が豊富な食品です。「ビタミンB1」は糖質の代謝、「ビタミンB2」は脂質の代謝、「ビタミンB6」はタンパク質の代謝に関わる栄養素です。

食べ過ぎたことで糖質や脂質、タンパク質を摂りすぎても、ビタミンB群を摂ることで栄養素から効率良くエネルギーを生み出し、ダイエットに役立ちます。

納豆のなかでもひきわり納豆は消化しやすいため、胃腸を休めたいときにチョイスしてみてくださいね。

(2)しめじ

しめじには「食物繊維」や「カリウム」などが豊富に含まれています。食物繊維は腸内環境を整える働きがあり、カリウムは摂りすぎた塩分を身体の外に排出する働きをもっています。

そのため、しめじは高いデトックス効果が期待できる食材といえるでしょう。食べ過ぎた翌日に身体に不要なものをデトックスすることで、太りにくくなります。

カリウムは水に流れ出やすい水溶性なので、スープや雑炊・炊き込みご飯など、流出した栄養素も摂取できる調理法でいただきましょう。

(3)ぬか漬け

ぬか漬けにも「ビタミンB1」や「ビタミンB2」といったビタミンB群が含まれていて、糖質や脂質の代謝に関わっています。

さらに「乳酸菌」も含まれているため、栄養素の代謝をサポートしたり、腸内環境を整えたりする働きがあり、食べ過ぎた翌日に適した食材です。

善玉菌である乳酸菌は、腸内では「食物繊維」や「オリゴ糖」をエサに増えるといわれています。そのため、食物繊維が豊富な大根や白菜のぬか漬けが特におすすめです。

お粥やうどんにぬか漬けをプラスにしたり、湯豆腐や冷奴にトッピングしたりしていただきましょう。

食べ過ぎてしまうと、体型維持のモチベーションは下がりやすいもの。しかし、翌日に代謝アップやデトックス効果のある食材を取り入れることで、調整することができます。食べ過ぎても過度に落ち込まず、翌日の食事を工夫していきましょう!

(フリーランス管理栄養士 今井尚美)

 

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【参考】
食べ過ぎた次の日の対処法とは?胃もたれや気持ち悪さを楽にする方法をご紹介 – クラシエ

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