老化が気になりはじめたら、まずは栄養の摂り方を見直していきましょう。
老化を食い止める栄養素をきちんと摂っていくことが大切です。
ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、今が旬の秋の食材の中から、ぜひ取り入れていただきたいものと、その食べ方についてご紹介します。
■老化防止に欠かせない栄養素とは?
まず「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEは欠かせません。強力な抗酸化作用があり、老化を遅らせる働きが期待されています。
またアスタキサンチンという成分も優れた抗酸化作用を持ち、皮膚の光老化の予防に役立ちます。
そしてビタミンCも十分に摂りたいものです。老化からからだを守ってくれるビタミンです。
加えて亜鉛も不足しないよう心がけましょう。肌や爪などの細胞の生まれ変わりを助けてくれます。
■老化を食い止める秋の食材と食べ方4選
(1)かぼちゃ
「若返りのビタミン」であるビタミンEが摂れます。ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ると、より抗酸化作用がアップします。
ビタミンCが豊富なさつまいもと一緒に、甘いサラダを作ってみませんか?
かぼちゃとさつまいものスイートサラダ
材料(作りやすい分量)
かぼちゃ 1/6個
さつまいも 1本
マヨネーズ 大さじ1
牛乳 大さじ1
塩 ひとつまみ
はちみつ 小さじ1
作り方
(1)かぼちゃとさつまいもは皮を付けたまま、3cm角に切って茹でておきます。
(2)マヨネーズ、牛乳、塩、はちみつを混ぜ合わせておきます。
(3)(1)を(2)でよく和えれば完成です。
(2)鮭
鮭はアスタキサンチンを含む食材です。皮膚を健やかに保つビタミンAやビタミンEを含むバターを使ったソテーは、アンチエイジングに向く一品です。
鮭のバターソテー
材料(2人分)
生鮭 2切れ
バター 大さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1/2
料理酒 大さじ1
塩、こしょう 適宜
作り方
(1)生鮭は両面に塩、こしょうを振っておきます。
(2)フライパンでバターとオリーブオイルを熱し、(1)の両面をこんがりと焼きます。
(3)(2)に料理酒を振って煮立て、汁気が飛んだら完成です。
(3)れんこん
れんこんはビタミンCを豊富に含む食材です。前述の通り、ビタミンCとビタミンEを一緒に摂ると、よりアンチエイジング作用が期待されますので、ビタミンEを含むナッツと一緒に調理するのがおすすめです。
れんこんのナッツきんぴら
材料(作りやすい分量)
れんこん 1節
お好みのナッツ 40g(素焼き、食添無添加のものがおすすめ)
ごま油 大さじ1/2
水 カップ3/4
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ2
はちみつ 小さじ1
作り方
(1)れんこんは皮をむき、1cmほどの厚さの半月切りにし、水にさらした後、よく水気を切っておきます。
(2)水、しょうゆ、みりん、はちみつはよく混ぜ合わせておきます。
(3)フライパンでごま油を中火で熱し、(1)を加えて炒めます。油が回ったら(2)を加えて、汁気が飛ぶまで炒め、仕上げにお好みのナッツを加えてさっと混ぜ合わせれば完成です。
(4)牡蠣
牡蠣は亜鉛を含む食材です。亜鉛はビタミンCと一緒に摂ると吸収率がアップするので、ビタミンCが豊富なレモンを使った手軽なマリネを作ってみましょう。
牡蠣のレモンマリネ
材料(作りやすい分量)
牡蠣(加熱用) 10個
玉ねぎ 1/4個
レモン汁 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
塩、こしょう 適宜
刻みパセリ 少々
作り方
(1)牡蠣はよく洗って、中火でふっくらとするまで茹で、ざるにあげておきます。
(2)玉ねぎはスライスしておきます(水にはさらさなくてよい)。
(3)レモン汁、オリーブオイル、塩、こしょうをよく混ぜ合わせておきます。
(4)(1)と(2)を(3)で和え、冷蔵庫で1時間ほど味をなじませれば完成です。仕上げに刻みパセリを振ります。
今の自分は、これまで食べて来たものでできています。「ちょっとイキイキした感じが足りないな」と思ったら、ぜひ食事の内容を見直し、老化予防に役立つ栄養素をしっかり取り入れていってくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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【参考】
※ビタミンE – わかさ生活
※ビタミンC – わかさ生活
※アスタキサンチン – わかさ生活
※れんこん – わかさ生活
※亜鉛 – わかさ生活
※バター – わかさ生活