秋が旬の、美味なフルーツが店頭に並びはじめました。これらはシミやシワの予防にもなる、うれしい美容食でもあります。
ローフード・マイスター、ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、美肌に役立つ秋のおすすめのフルーツと、より働きがアップする食べ方についてご紹介します。
■果物が美肌を育てる理由
果物にはご存知の通り、豊富なビタミンやミネラルが含まれています。
これらは、いずれも美肌に欠かせない栄養素で、食物繊維も同時に摂ることができるのもポイントです。
腸内環境が整えば、食べ物から吸収した栄養分がスムーズに肌に運ばれ、乾燥からのシワやシミなどの肌トラブルも起きにくくなります。
■果物を食べるベストなタイミングとは?
果物の栄養素をより効果的に肌に生かすためには、食べるタイミングも大切です。
おすすめは、食後のデザートとしてではなく、食前や食間に摂ること。そうすると、果物の栄養素をしっかりと吸収することができます。
朝食としていただくのは、最適といえるでしょう。
夕食のデザートとして摂るのは避けましょう。体脂肪として体に蓄えられる可能性が高いほか、満腹時に食べると消化の負担になります。
■美肌に導く秋のフルーツ3つ
(1)ブドウ
ブドウには、強い抗酸化力を持つレスベラトロールという成分が含まれています。
これは、肌の弾力や柔軟性をサポートする作用や、潤いやハリを保つ作用、さらにメラニンの生成を抑えてシミを防ぐ働きも持つ成分です。そのため、ブドウは積極的に摂りたい果物です。
そのままいただくのはもちろん、ヨーグルトと一緒にスムージーにするのもおすすめです。皮ごと使ってレスベラトロールをしっかり摂りましょう。
ブドウのスムージー
材料(2人分)
ブドウ 150g
プレーンヨーグルト 100g
牛乳 50g
はちみつ 大さじ1
作り方
すべての材料をミキサーに入れ、なめらかになるまで攪拌すれば完成です。
(2)柿
柿には、美肌づくりに欠かせないビタミンCが豊富に含まれています。
コラーゲンの生成を助けてシワを防ぎ、メラニンの沈着を防いで美白作用も期待ができるビタミンです。
少し目先を変えて、ビタミンCが豊富な大根とともに作る「おろし和え」を前菜として取り入れてみてはいかがでしょうか。いっそうの美肌サポートが望めます。
柿のおろし和え
材料(作りやすい分量)
柿 1個
大根おろし 150g
ポン酢 大さじ1
作り方
(1)柿は短冊切りにし、大根おろしは軽く水気を絞っておきます。
(2)柿と大根おろしを混ぜ合わせ、ポン酢を振りかけてよく和えれば完成です。
(3)りんご
りんごの皮に含まれるりんごポリフェノールには、メラニン色素の生成を抑えてシミやそばかすを防ぐ作用があります。
ですので、りんごはぜひ皮ごと召し上がってください。
同じく高い美肌をサポートするにんじんと一緒に作るサラダをご紹介します。常備菜にも向く一品です。
りんごとにんじんの作り置きサラダ
材料(作りやすい分量)
りんご 1個
にんじん 1本
くるみ 30g
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
酢 大さじ1
作り方
(1)りんごとにんじんは、皮をむかずにせん切りにしておきます。
(2)くるみは粗く砕いておきます。
(3)(1)に塩を振って10分ほど置き、軽く水気を絞っておきます。
(4)(3)に(2)とオリーブオイルと酢を振りかけ、よく和えれば完成です。
フルーツから滴る果汁は、まさに天然の美容液。活きた果実からの水分も、からだの中から肌をうるおわせてくれます。旬のフルーツをどうぞ存分にお楽しみくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ)
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・実はやってはいけない「納豆の食べ方」3つ
【参考】
※果物のうれしい効果と上手な食べ方 – 山梨県厚生連健康管理センター
※FACT BOOK 果物と健康(PDF) – 農林水産省
※ブドウ – わかさ生活
※レスベラトロール – わかさ生活
※柿 – わかさ生活
※ビタミンC – わかさ生活
※大根 – わかさ生活
※りんごポリフェノール – わかさ生活
※にんじん – わかさ生活