年々増える「白髪」。ヘアカラーをしてから2週間くらいたつと、またチラチラと白髪が気になりますよね。
頻繁に髪を染めると頭皮環境に良くないので、何とかヘアスタイルでカバーしたいものです。
美容師の筆者が、髪の長さ別に「白髪が目立たないヘアスタイル」をご紹介します。
■伸びかけの白髪が気にならなくなるスタイルとは?
伸びかけの白髪が気にならなくなるヘアスタイルのポイントは、「分け目をはっきりつけない」「トップや前髪をふんわりとさせる」「生え際をしっかり出さない」などが挙げられます。
個人差はありますが、生え際やサイドに白髪が密集している方が多い印象です。ご自分から見える部分の白髪は、鏡を見るたびに気になってしまいますよね。
そこで、ご自分から見える範囲の白髪が気にならなければ、ヘアカラーをするまでの期間のストレスが軽減するかと思います。
先程のポイントにフォーカスして、長さ別に「白髪が目立たないヘアスタイル」をご紹介します。
ショート
画像提供 Mayu(arc/千駄ヶ谷)
分け目はつけず、トップはふんわりと
トップをふんわりとさせた分け目なしのショートスタイルは、伸びかけの白髪をカバーすることができます。
トップにレイヤーを入れることでふんわりとするので、ペタンコ髪が気になる方にもおすすめです。
生え際は、トップの髪でカバー
気になる生え際の白髪は、トップの髪の長さを調整することでカバーすることができます。
前髪の根元がしっかり見えてしまうと伸びかけの白髪が気になるため、前髪は立ち上げず、おろしたスタイルにすると良いでしょう。
生え際に白髪の多い方におすすめです。
ミディアム
画像提供 Mayu(arc/千駄ヶ谷)
生え際は、サイドの髪でカバー
伸びかけの白髪が見えやすい生え際の部分は、サイドの髪を立ち上げずにふんわりとおろすことでカバーできます。
分け目は、ぼかす
分け目をしっかりつけると、伸びかけの白髪が目立ってしまいます。ですが、分け目をジグザグにとってぼかすことで、伸びかけの白髪をカバーすることができます。
ドライヤーで髪を乾かす際は根元を持ち上げながら行うと、分け目部分がよりふんわりとし、白髪が目立ちにくくなりますよ。
ロング
画像提供 Mayu(arc/千駄ヶ谷)
トップは、レイヤースタイルでカバー
ロングは、髪の重さによってトップがぺたんこになりやすいです。ですが、レイヤーを入れて全体をふんわりとさせると分け目が目立ちにくくなり、根元の伸びかけの白髪をカバーすることができます。
ミディアムの時と同様に、分け目ぼかして仕上げると、より目立ちにくくなりますよ。
おくれ毛で、生え際の白髪をカバー
おくれ毛を作ってサイドの髪となじませると、生え際にある伸びかけの白髪をカバーできます。一つに結んだときも、生え際の根元が見えにくくなりますよ。
前髪は、分け目をつけずにふんわりと仕上げることで、白髪をよりカバーできます。
髪の長さ別に、「白髪が目立たないヘアスタイル」をご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください。
(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)
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