加齢とともに「バスト」が垂れてきたり、ハリがなくなったと感じたりすることもあるでしょう。
40・50代は、胸元をきれいに見せて若々しい印象を与えられるように、バストケアを行うことが大切です。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、40・50代のつやプラ世代におすすめのバストケアを複数ご紹介します。
■40・50代が今すぐすべきバストケア
保湿ケア
意外とおざなりになりがちな「バストの保湿」。乾燥から肌のハリや弾力が失われてしまうことがあります。
そのため、十分な保湿ケアで柔らかなバストを育みましょう。
リンパの流れや血流を促進するストレッチ・マッサージ
現代人は、スマホの長時間使用や長時間のデスクワークなどで猫背になりがち。
猫背になると首や肩周りなどの血流やリンパの流れが悪くなってしまい、バストに少なからず悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、ストレッチやマッサージを行い、バスト周辺の滞りがちな血流やリンパの流れをよくするアクションを起こしましょう。
簡単なストレッチ&マッサージのやり方
(1)背筋を伸ばし、肩を片方ずつ5回ほどまわします。
(2)胸を張り、両手の拳を軽く握って肩より少し高い位置に上げます。肩甲骨をギュッと中央部分に引き寄せ、息を吐きながら状態を10秒キープして緩めます。
これを5セット繰り返してください。
(3)ジェルなどを手に取り、鎖骨を人差し指と中指で軽く挟むようにして流します。内側から外側に老廃物を移動させるようなイメージで行ってください。
これを左右5回ずつ行ってください。
(4)片手で、反対側の脇のバスト側を軽く引き上げるようなイメージでマッサージをします。これを左右5回ずつ行ってください。
大胸筋を鍛える
垂れ胸を阻止するために、胸の土台となる「大胸筋」を鍛えることをおすすめします。
簡単なエクササイズをご紹介します。
大胸筋を鍛えるエクササイズのやり方
(1)背筋を伸ばし、軽く胸を開いてから、両手を胸の前で合わせます。
(2)合わせた両手に力を加えて押し合います。この時、胸や大胸筋を意識しましょう。
(3)(2)の状態をキープしながら両手を顔の前まで引き上げ、その状態で5秒ほどキープします。
(4)(3)の状態から再び胸の前まで両手を下ろし、両手に力を加えて押し込むようにし、その状態で5秒ほどキープします。
この時、猫背にならないように注意してください。(3)〜(4)を10回ほど繰り返しましょう。
大胸筋を鍛えて基礎代謝が上がると、痩せやすくなる効果も期待できます。
糖質は控えめに、タンパク質をしっかり摂る
若々しく美しいバストを育むためには、食事内容も大切です。
食事で摂りすぎた余分な「糖」が「タンパク質」や「脂肪」と結びつく“糖化”は、バストのハリを失う可能性が考えられます。
そのため、糖質は控えめにし、食べる順番も低糖質のものからにするなどを心がけましょう。
バストのハリを保つためには、タンパク質が重要なカギとなります。無理なダイエットなどはせず、タンパク質をしっかりと摂りながら、ミネラルやビタミンなどもバランスよく摂取しましょう。
十分な睡眠をとる
十分な睡眠も、バストのハリのためには欠かせません。寝ている間に分泌される成長ホルモンは、美しい肌やバストを育むひとつの重要な要素となるからです。
この他、垂れ胸につながる可能性があるNG習慣を見直すことも大事です。
サイズの合ったブラを着用し、運動の際は胸のゆれを防ぐ効果が高い専用のブラを着用しましょう。
また、正しい姿勢を保つことや適度な運動、ゆったりと湯船に浸かるなどの習慣を身につけることも大切です。血流やリンパの流れがよくなると、垂れ胸防止に役立ちます。
寝姿勢にも注意が必要です。うつ伏せ寝はバストを潰してしまうことになるので、今すぐにやめましょう。
日常でできるバストケアをご紹介しました。これらのケアを行なって、ぜひ若々しくきれいな胸元を保ってくださいね。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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