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40・50代のたるみ毛穴が加速!やってはいけない6つのコト

エステティシャン/アロマ師
生出和恵

プロフィール画像(生出和恵さん)

40・50代になると、頬の毛穴が目立つようになってきませんか?

たるみ毛穴は、メイクで隠しにくいうえに、肌に影ができて老けて見える原因にもなります。

40・50代のたるみ毛穴が加速!やってはいけない6つのコト

エステティシャン歴20年の筆者が、たるみ毛穴ができる原因と、やってはいけないNG習慣、そして改善策をご紹介します。

■たるみ毛穴の原因とは?

たるみ毛穴は、肌のハリや弾力が失われて、毛穴が重力に引っ張られて楕円形に広がってしまう現象です。

たるみ毛穴の主な原因は、加齢による肌のハリの低下です。

肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分は、年をとるにつれて減少していきます。

その結果、肌の弾力が落ちて毛穴がたるみ、縦長のたるみ毛穴になってしまうのです。

■たるみ毛穴が加速する!やってはいけないNG習慣

たるみ毛穴を改善するには、原因を取り除くことが大切ですが、たるみ毛穴を悪化させるNG習慣をやめることも大切です。心当たりのある方は、改めましょう。

たるみ毛穴を改善するためのケアと合わせてご紹介します。

(1)洗顔で強くこする・洗浄力の強い洗顔料を使う

洗顔でゴシゴシと強くこすったり、洗浄力の強い洗顔料を使ったりするのは、肌の表面にあるバリア機能を壊してしまいます。

結果的に、乾燥やたるみを引き起こす原因となります。また、肌に必要な皮脂を奪って乾燥させ、肌を傷つけることもあります。

洗顔でできる改善ケア

洗顔の際には、低刺激保湿力の高い洗顔料を使って、摩擦が生じないようにやさしく洗いましょう。

肌の汚れや余分な皮脂を落としながら、肌にうるおいを与えることができます。

洗顔後は、すぐに化粧水乳液、美容液、クリームなどで保湿ケアを行いましょう。

(2)間違ったクレンジング

クレンジング剤の選び方や使い方も、たるみ毛穴に影響を与えます。

油分が多いクレンジング剤は、肌に必要な皮脂まで落としすぎてしまうため、乾燥やたるみを引き起こす可能性があるでしょう。

また、クレンジング剤を落としきれていないと、毛穴に詰まりを引き起こし毛穴が広がったり、酸化して黒ずんだりして、たるみ毛穴を悪化させることにもなります。

クレンジングでできる改善ケア

自分の肌質やメイクに合ったクレンジング剤を選び、皮脂を落としすぎず、毛穴詰まりにも注意しましょう。

(3)保湿不足、乾燥した環境にいる

保湿を怠ったり、乾燥した環境にいたりすると、肌の水分量を減らしてしまい、肌の弾力を失わせます。

肌が乾燥すると、たるみ毛穴ができやすくなります。 保湿は、肌のハリを保つために欠かせません。

保湿でできる改善ケア

ハリやリフトアップ効果のある、ビタミンC誘導体レチノール、ナイアシンアミドなどが配合された化粧品を選びましょう。

室内などで乾燥した環境にいる場合には、加湿器などで湿度を50~60%に保つのが理想です。

(4)紫外線対策を怠る

紫外線にさらされたり、日焼け対策をおろそかにしたりすると、肌の奥のコラーゲンやエラスチンを破壊してしまい、肌のハリを失わせます。

紫外線は、たるみを始めさまざまな肌老化に対する最大の敵といっても過言ではありません。

紫外線対策でできる改善ケア

一年を通して、日中は日焼け止めを使用しましょう。

紫外線の強い時期や環境の時は、SPFやPAの高い日焼け止めを選び、こまめに塗り直してください。

また、帽子日傘、サングラスなどのUVカットが施されたグッズを活用しましょう。

(5)不規則な生活

睡眠不足運動不足、ストレスは肌の老化を促進し、たるみやハリが失われ、たるみ毛穴の要因になります。

生活でできる改善ケア

規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠をとり、適度な運動をしてストレスを溜め込まないことが大切です。

また、栄養バランスの取れた食事を心掛けましょう。特にたんぱく質やビタミンC、Eを摂取することが肌の弾力維持に役立ちます。

(6)過度なダイエット

急激な体重の減少は、肌のたるみを招くことがあります。

栄養不足や筋肉の減少も関与し、顔のたるみや毛穴の開きにつながりかねません。

ダイエットでできる改善ケア

ダイエットする必要がある場合は、適度な筋肉量を保つように、ゆっくりと時間をかけて減量しましょう。

短期間での過度なダイエットはリバウンドしやすくなるデメリットがあります。

リバウンドを繰り返すと、肌のたるみが促進されるので注意が必要です。

40・50代のたるみ毛穴を改善するには、肌のハリを取り戻すことが大切です。たるみ毛穴は、放置するとシワやほうれい線につながることもあります。早めにケアを始めて、美しい肌を保ちましょう。

(エステティシャン・アロマ師 生出 和恵)

 

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