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アンチエイジングの基本!アドバイザーが選ぶ「ビタミン」4つ

美容研究家
遠藤幸子

プロフィール画像(遠藤さん)

いつまでも若々しく綺麗でいたいと思うなら、毎日とる食事に気を配ることがとても大切です。そこで今回は、アンチエイジングのためにぜひ摂取したいビタミン4種と、それぞれの働きなどについてご紹介します。

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 ■ビタミンA

 

1.効能
ビタミンAには、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。肌の潤いを保ち、乾燥から守る役割も期待できると言われています。

2.ビタミンAが豊富に含まれる食品
レバーやあんこう、うなぎの肝、焼き海苔などに多く含まれる他、人参などのβ-カロテンも体内でビタミンAに変わると言われています。また、ビタミンAは脂溶性のため、油と一緒に摂ると吸収がよくなるそうです。

3.摂取する上での注意点
ビタミンAは前述の通り脂溶性であるため過剰摂取すると体内に蓄積され、頭痛や吐き気、めまい、皮膚が乾燥してむけるなどの副作用を引き起こす可能性があるとも言われています。そのためサプリでの摂取は慎重に行う必要があるようです。

 

■ビタミンB2

 

1.効能
美容のビタミンとも言われているビタミンB2。皮膚や粘膜を正常に保つ働きがある他、不足すると皮脂過多に傾いたり、肌荒れや髪のトラブルをまねく恐れがあると言われています。

2.ビタミンB2が豊富に含まれる食品
レバー、焼き海苔、キャビアなどに多く含まれると言われています。

 3.摂取する上での注意点
ビタミンC同様水溶性で、体内に蓄えておくことができないと言われています。そのため、1日数度に分けて摂り入れることが効果的です。

 

■ビタミンC

 

1.効能
ビタミンCには強い抗酸化作用がある他、コラーゲンの生成を助ける働きやシミ予防にも役立つと言われています。

2.ビタミンCが豊富に含まれる食品
パプリカ、焼き海苔、レモン、パセリなどに多く含まれています。体内で長く留まることができないため、1日のうち回数を分けて摂取することをおすすめします。

3.摂取する上での注意点
ビタミンCは熱に弱いといわれているため、生で食べられるものは、できるだけそのまま摂取することが効果的です。また、ビタミンCを過剰摂取すると、下痢や頻尿などの症状を引き起こす可能性や尿の潜血反応が擬陽性になる可能性があると言われています。ビタミンCもサプリで摂取する場合には注意する必要があるようです。

 

 ■ビタミンE

 

1.効能
「若返りのビタミン」と言われるビタミンEはアンチエイジングのために特に積極的に摂取したいビタミンです。強い抗酸化作用がある他、シミやしわを予防する効果があると言われています。

2.ビタミンEが豊富に含まれる食品
とうがらし、抹茶、アーモンド、とうもろこし油などに多く含まれています。また、ビタミンAやCと組み合わせて摂取すると相乗効果を期待できると言われています。

3.摂取する上での注意点
ビタミンEを大量に摂取すると血が固まりにくくなるなどの副作用を引き起こす可能性があると言われています。サプリで摂取する場合はその摂取量に注意する必要があるようです。

 私たちの体は日々口にしたものから作られています。ご紹介したビタミンを効果的に摂り入れて、体の中からアンチエイジングに取り組まれてはいかがでしょうか。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤幸子)

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【参考】
※ 吉木伸子著『一生ものの美肌をつくる正しいエイジングケア事典』(高橋書店)
※NPO法人アンチエイジングメディカル協会著・森吉臣監修『JAMアンチエイジングアドバイザー認定講座テキストⅢ』

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